20170917

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: アウトサイドイン/カット軌道 スイング軌道のお話し



何度も書いていますが、
とても大切なテーマですので
お付き合いください。




おそらく 大半のゴルファー、
もしかしたら ほとんどのゴルファーは
スイングの軌道というものを理解していない…か
誤解しています。
スナップショット 1 (2013-02-08 20-14)

スイング動作というのは
体が右を向き、正面を経由して、左を向く
という向きを変える➡回転することによって
行われます、作られます、描かれます。

そして、スイングの軌道は
それによって 直接! 行われますので
少々いびつになった円を描きます。
・・・寸詰まりの陸上のトラックのような感じ…でしょうか

逆に言えば 体の回転が止まっていた場合、
大袈裟には スイングの軌道は1ミリたりとも動きませんし、
円弧を描くコトはあり得ないのです。 




それをカタカナ言葉にすれば
インサイドイン になるのですが、
ゴルフショットは
①アドレス~テークバック~トップ~ダウン~インパクト
②インパクト~フォロー~フィニッシュ

と 後半の②の方が クラブの長さを長く使うことになるので
傍目からは インサイドアウト に見えるに過ぎず
基本は 体の向きに沿った外周のようなモノです。

スナップショット 17 (2013-06-03 19-49)スナップショット 16 (2013-06-03 19-49)





ここまでで 第一の大きな問題 が発生します。

よくスライスなど アウトサイドイン とか
カット軌道 なんて言葉が存在しますが、
スイングの軌道やヘッドの軌道 というのは
体の回転が作る、体の回転そのもの
 です。

👉クラブの長さや前傾姿勢、アドレス姿勢に応じた
 自分の『作為』によって その軌道をなぞり
 作り出すモノではない というコトです。
 ここの部分が理解できないと
 自分の上手く行かない原因や
 打ちたい球筋の作り方が皆目理解出来なくなります。

…というコトは
原則論として、アウトサイドインとか、カット軌道というのは
体の回転で
 クラブを動かしていないことを指し
』、

それを手さばきによって、もしくはタイミングによって
インサイドアウトに変えてもまったく意味が無いのです。

言葉悪く言えば アウトサイドインやカット軌道は
ゴルフクラブを利用するという意味でのゴルフスイングに
なっていないのと同じです。


体の回転そのものが原動力/駆動力にならず、
それを手さばきによって、スイング軌道『らしく』なぞってみても
何ら意味は無いのです。

 …ここが理解できないと
  前に進めません。


何度も書きますが、ゴルフクラブを使ったゴルフショットは
角度の管理がカギになります。
そして その角度がボール・弾道・飛距離に与える影響は
 いつも基準になるものが移動中で、動きがちなのです。
ですので、似たようなロフト角度、似たようなライ角度、
似たようなフェースの向き という正確とは言えないまでも
ある範囲の中、計算の立つ範囲の中に
ショットを収めておきたいのです。

手さばきによって スイング軌道の真似ごと をすると
ありとあらゆる弾道が生まれてしまいます。
狙った球と反対に曲がる球まで出てしまいますし、
同じ距離が打てても 反対の球筋になる可能性もあります。
imagesCA1KRSSW

手さばきによる アウトサイドインを
手さばきによって インサイドアウト にしても
見た目の軌道の問題は解決しても
今度は球筋やロフト姿勢に問題が転化されるだけで
見た目の軌道が思わしくないアウトサイドイン よりも
問題はずっと深刻化し、しかも
アマチュアゴルファーにとって体を痛めます。


ここの部分の理解が一番大切かも知れません。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります