20170801

鹿又芳典ゴルフブログ: フィッティング。


最近特にこの言葉が氾濫してきているように感じます


もちろんとてもいい事なんですが気を付けて欲しい事もあるなぁって思っています。
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これは先日キャロウェイさんでパターのフィッティング(SAM)を受けている時の模様ですが、僕自身も取材を通して色々なフィッティングを受けたりフィッターの方とお話をさせていただいています。もちろんお店で僕自身がお客様とお話をしてクラブを作らせていただいているので、色々な視点から感じていることを少しお話しします。

まずフィッティングと言うと計測(クラブ・球質)が頭に浮かぶと思います。 この弾道計測ですが色々な測定機器を使って行いますが当然機械によって個性があります。 この測定結果を中心として提案をしているところは、どうしてもその計測器で結果(数字)が出やすいクラブを推奨する傾向になるはずです。この提案とお客様の感覚(計測機器とも)が同調していればいいのですが。。。
次にこの測定結果をベースにフィッターさんとお客様との間で、感覚や結果のすり合わせを重ねていきながらクラブの提案をしていく(このやり方が基本なのかな?)場合は、よりお客様の意見も反映される形になると思います。  

そして大切なのは決して計測値でいい結果を求めているわけではないという事をお客様も認識して欲しいって事なんです。 目的はコースでの結果ですよね  つまり計測器の傾向を一番理解しているのは、そのフィッターさんですしその結果を踏まえてクラブを選び、そのクラブでラウンドした結果を次に繋げていくという繰り返しをすることで、初めてお客様とフィッターとの関係や計測の重要性が増していくんだと思います。 なので計測器のないお店でもクラブを通したやりとりを重ねていくことで計測以上の信頼性が生まれていくはずなんです なので一度のフィッティングで完全なクラブは出来ないという事実も。 だからトーナメント会場には毎週ツアーレップの皆さんがプロとのやり取りを重ねているんです。

僕が経験させていただいたフィッターの皆さんは、そういった部分でも大変勉強もされていたり経験を積んでいる方々で僕自身とても勉強になりましたなので大切なのは、どういう計測をするかと言う部分より、どういうフィッターさんと関係を築いていくかと言う部分かなって思います。 そしてここは誰が良いとかではなく、相性やセンスと言う部分も大切な要素になっていくところが面白いと思います 何にしてもクラブ性能が細分化している今、一度客観的に見てもらい自分に必要な機能を考えることはとても大切な事だと思います 

上手・下手は関係ありませんからクラブに興味のある方は是非、試打会やフィッティング・相談を受けてみてくださいね



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