◇女子最終プロテスト 最終日(28日)◇小杉カントリークラブ(富山県)
◇6397yd(パー72)
女子ゴルフのアマチュア旋風をけん引してきた勝みなみ(19)が
プロテスト一発合格を果たした。
通算5アンダーの9位でトップ通過こそ逃したが、“黄金世代”の代表格は
「世界一、愛されるプロになる」と力を込めた。
2014年の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」を史上最年少
(15歳293日)で制した。
このときプロ転向する選択肢もあったが、「学業とゴルフの両立が難しい」として
見送った。
以降、レギュラーツアー57試合に出場。史上初のアマ2勝目はかなわなかったが
実力とプロ顔負けのトーク力で周囲を魅了してきた。
「(3年前の)選択は間違っていなかった」と改めて思ったという。
「世界一、みんなから愛されるプロになる」。きょう、プロとしての目標を宣言した
「なりたい」ではなく「なる」。みんなから愛されるプロ。それは勝にとって、
今年6月に引退を表明した宮里藍だ。「目標とする人。藍さんの引退を聞いて、
次はわたしがならないといけないと思って。藍さんにはなれないけど、少しでも
私らしく、近づきたい…」。涙で言葉を詰まらせた。
アマチュアの星“みなみちゃん”から、プロゴルファー勝みなみへ。
新たな舞台が始まる
アマで勝った選手だけに、今後の活躍には十分に期待出来るでしょう!!
from たかがゴルフされどゴルフ