今週公開予定のGWTVでは、特別ゲストの辻村暢大プロのスイング分析があります。前にも書きましたが、辻村プロは、研修生時代やプロになってからも何度がレッスンに来ていただいたことがあります。私や橋本プロは、どちらかというとストレートからフェードのスイングを良いスイングとしているので、辻村プロにもそういうレッスンをしていたと思いますが、その後、ドローに変えたところ、体に合っていたのか、或いはイメージにあっていたのか、いい感じだったらしく、QTでも上位に入ってツアー参戦したこともありました。
しかしその後、最近はドライバーでイップスになりそうな状態だということでした。練習場で見る限りは良いショットを連発し、ミスは少ないのですが、コースや試合になるとそうはいかないのかもしれません。
そんな辻村プロのスイングは、確かにインサイドアウトに振りぬくスイングで、アイアンではフックや引っ掛けを防止するために、ローテーションを抑えたような振り方でした。
アプローチやスティンガーのようなショットでは、ローテーションを抑えるということがありますが、ナチュラルなスイングというのは、自然なフェースの回転を利用して、その回転によってフェースがスクエアに戻る瞬間にボールを打つのですが、ボールが当たる場所はフェースの回転軸の中心なので、フェースの回転は自然に継続し、したがってフォローでのフェースは自然に閉じるものです。
もし、フェースの回転を抑えるとすれば、それはフェースが閉じるタイミングが早すぎるために、フェースが閉じてボールに当たるのを防ぐ、ということをしているわけですが、それはつまりフェースが戻るタイミングとインパクトがずれている、ということなので、そういうズレがドライバーに悪影響を及ぼしているのかもしれません。
つまり、スイングに歪みがあって、その歪みを力で矯正してスイングしているということになりますが、ゴルフレッスンには、スイングの歪みを直すものと、歪みを力で矯正するレッスンとがあると言えるかもしれません。それらの善し悪しは難しい問題ですが、何を目指すか、どこまで行きたいか、ということによって、自分がやるべきことを選択していくことが重要だろうと思いつつ、今日もレッスン公開です・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開