20170505

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフ◆シャフトの使い方③



多くのゴルファーは
シャフトはしならせて・しなり戻して使おう
と思っているようです。
part02

ところが よく考えると
その使い方には不可思議な点が多く
成功することはほぼ稀な偶然狙いなショットになります。


ゴルフクラブは 角度が重要です。
ゴルフクラブの構造上、
ある一定方向だけにしならせることは不可能で
しなりには ねじれがついて回ります。
スナップショット 6 (2011-10-07 3-14)

ゴルフクラブの構造上、ねじれには フェースの向きや
ロフトの変化が伴いますから 一定の弾道・球を打つのが
とても難しくなります。

②しなるという事は 短くなるという事です。
しならせて しなり戻して という事は
その最中、クラブの端から端までの長さは
常時変化した状態になりますから
それが上手くインパクトに合うとは限りませんし、
上記の フェース面の向きとロフトがそれと一致した
タイミングにインパクトになるとは限りません。
非常に不確かな要素の組み合わせになります。


 ・背骨からヘッドまでの距離
 ・グリップからヘッドまでの距離
 ・しならせて しなり戻して使う
 ・ヘッドの回転半径

これを考えてみると しならせて・しなり戻して使うのが
如何に スイングの弧を小さくし
ヘッドの姿勢変化を激しくするか
それが安定性を生み出さないか 想像がつくと思います。

スイングの円弧なり、軌道 に対し
何種類の 何個の円を描こうというのでしょうか・・・


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③シャフトをしならせる ということは
グリップの移動量とヘッドの移動量に差をつける
という事です。
スイングの動作でそれをするには
グリップを止める必要があります。
人間がグリップを握って、クラブを動かす筈なのに
そのグリップを止めて ヘッドだけの慣性で
ボールを弾いて飛ぶと思いますか?

しかも その使い方には安定性が伴いません。
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そして、最大の欠点は
グリップを止め、体の回転も辞め
クラブ、クラブヘッドだけ動かすので
そのショットがミスショットであっても
修正し、改善するポイントが存在しません。

ナイスショットをしたとしても
次のショットにそれを繰り返すポイントは
単なる偶然という「タイミング」だけです。

細かいところは割愛しますが、
そのシャフトの使い方は 手首や肘、首、腰などに
大変負担を掛け、その偶然待ちのタイミングを掴むには
高校生の部活並みの練習量と頻度が必要です。
おじさんにとっては 悶絶以上拷問のようなものです。

また そのシャフトの使い方では
ヘッドスピードが管理できません。
飛ばすことも飛ばさないことも
両方ともゴルフショットです。
スナップショット 9 (2012-10-02 13-58)

自分が体やグリップを止める
その反動、慣性によってヘッドを動かすショットは
ヘッドスピードが管理できないので
また フルショットのは良いですが、
スピードの調整が必要なアプローチなどでは
より一層上手く行く確率が下がり、
距離調整が非常にし辛くなります。



 では どのようにシャフトを使うと良いのでしょうか
  それはまた明日^^
   
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります