20170224

ModernSwing21: 短く握ってショットする意味とは?


Question

ゴルフ初心者です、スイングの参考に
リディア・コのスイング動画を見ていますが
ほとんどのショットでクラブをグリップエンドから
3~5cm位短く握ってショットしてました。

距離合わせになのかな?とも思いましたが
それにしては頻度が多いし、
ライ合わせでもないでしょうし、
そのような長さバランスでフィッティングしてあるとか、
色々と考えて混乱してきました・・・


Answer

クラブメーカーは売れるクラブしか作りません。
ナイキが撤退するほど競争は激しく、必要なクラブは
恐らく現在の製造本数の10分の1程度かも知れません。

これを色々な販促テクニックで何度も買い換えさせ
それでやっと現在のメーカーが生存しているのが現状です。

そして、売り上げを上げて生存するためには高額な契約金を払って
プロに自社のクラブを使わせる事です。
しかし、プロは自分の使い易いクラブ、特にシャフトの長さなどは
現在はメーカーが長くして来たために、プロの中には短いシャフトで
打ちたいという選手が増えてきているのです。

しかし、契約金をもらうには、メーカーとの契約内容によっては
長いまま使わざるを得ない事があるのです。
ここで知恵を絞って出されたのが短く握ることなのではないでしょうか?

本人に聞いた分けではありませんので定かではありませんが
プロの中にはクラブを契約に入れていない選手も増えています。

片山選手などは契約しているメーカーとは違うメーカーのクラブを使って
優勝してTVに映ってしまったという事件もあったと聞きます。

これらはメーカーがどこまで譲歩し、どの金額でプロが受け入れるかなど
両者の契約内容によって色々なケースがあります。

ジョニーウォーカー選手はFWヒット率が40%台でこれを解決するために
DRを42インチに切って出場し、70%台になりました。
飛距離は10~15Y短くなった物の、グリーンで止まればそれだけ
バーディーのチャンスが増えます。

トッププロ選手で常に短く握っているということは、
その長さにウエイトバランスを合わせてあるはずです。
1インチ短く握ると6ポイント軽くなりますので、ヘッドが早く返って
その番手だけ左に飛ぶことになります。

ウエイトバランスは通常D2という重さに統一されているのですが、
DRだけC6となると、振った感じが軽いのが実感できます。
プロ選手ですので、スライスを止めるために軽くしているとは考えにくいので
恐らくミート率を上げるために、短く握った位置でウエイトバランスを統一し
短くしたクラブと同じように設定しているのだと思います。

アマチュアは契約もなにもありませんので簡単に切る事が出来ます。
ヘッドは現在は長尺用に軽く作られていますので、切るとウエイトバランスが
軽くなるので、その分鉛を貼って重くします。

鉛を貼ると汚くなるので、クラフトマンの中には「バランスが取れない」
と言って嫌がる人や、高額なシャフトを売りつけて来る人もいますので
気軽にチップカット(先摘め)してくれる人を探しましょう。

長いほどミート率が悪くなります。
たとえば5番アイアンで打つところを9番で打てたらどうでしょう?
気分的にもずっと楽ではありませんか?
同じDRでも43インチと45インチでは、この差があるということです。

なお、ショートアイアンで短く握る時には、ハーフショットによる
コントロールショットで短く握って精度を上げる事があります。
また、試合の終盤でアドレナリンが出ているため、飛びすぎないように
短く握る選手もいます。

DRで常に短く握って打つ選手が増えてきたのですが、
飛距離をクラブで伸ばしたいか、それとも技術で伸ばしたいか、
また、どこまで方向性を上げたいかなどは個人の価値観で決めることです。
良くわからない場合には色々と試してみると良いと思います。





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