昨日は、長瀬選手の9時の位置をご紹介しました。そして、問題点はどこか?という宿題を出しましたが、考えて頂けたでしょうか?

上の図が9時の位置ですが、まず後方から見た時のグリップポジションが問題です。正しいグリップの位置よりもボール寄りにずれているのがわかるでしょう。これは、肩の回転不足、或は、肩に対して手や腕が動きすぎていることを示しています。次の問題点は、正面から見た時の背骨が垂直に近い角度になっていて、セットアップでの右傾斜がキープできていない点です。これは、テイクバックで左に動いた頭と、右に流れた腰の合わせ技としてこうなっています。
長瀬選手のスイングを詳しく見ると、セットアップでのオープンスタンスにより骨盤がオープンになっていて、そのためにバックスイングでの肩の回転が行いにくく、また腰が右にスエーしやすい、といった問題がわかりました。
セットアップでの骨盤の角度や向きはとても重要です。これが狂っているために様々な問題が発生し、その原因に気付かないままスイングをいじっておかしくなっていく、ということもありがちです。次の練習では、骨盤の向きや傾きをチェックし、歪みやズレがないかを確かめましょう。
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