◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(13日)◇太平洋
クラブ御殿場コース(静岡)◇7246yd(パー72)
ファンに、出場選手に別次元の強さを見せつけた。7バーディ、2ボギー、
1ダブルボギー「69」でプレーし、通算23アンダーで日本ツアー自身2連勝を
達成した松山英樹。
2週前の世界選手権シリーズ「WGC HSBCチャンピオンズ」に続く出場2連勝
「日本オープン選手権」に続き、今季の日本ツアーは2戦2勝とした。
日本のエースは、世界中をフィールドにして突き進んでいる。
前日までに積み重ねた6打のリードは、前半で3打差まで迫られ、圧勝
ムードは薄れかけた。
後半の御殿場は松山の独壇場と化した。ギャラリーの視線は、一人旅を
続けるトップランカーに向けられる。
グリーン右手前に池が構える最終18番(パー5)では、2オンを狙ってこの日
2度目の池ポチャ。ため息に包まれたが、すぐに主役は度肝を抜かせた。
70ydから62度のウェッジでピンを1mほど超えるとバックスピン。ボールは、
カップに10センチで止まった。ウィニングパットを決めると帽子を取って笑顔。
「いつも通りにやった。でもギャラリーを魅せるプレーになっていたらうれしい」
国内ツアーに限っていえば、今シーズン2戦2勝で勝率100%。どちらも大差で
圧勝している
終了後には、自分を見に来てくれた人に対し、暗くなるまでサインをしたようだ
from たかがゴルフされどゴルフ