今週は、ウェブコムファイナルズの最終戦があり、4試合での賞金上位25名がツアーカードをゲットします。岩田選手のオフィシャルランキングは現在33位なので、8人抜かなければカードに手が届きません。それには、15位以上くらいでのフィニッシュが必要なのかな?という感じです。そして、キョンテは105位なので、トップ3とかが必要なのかな?というイメージです。キョンテは韓国で、岩田選手は日本で戦って、とんぼ返りでの挑戦ですが、時差ボケとか疲れとかが蓄積する中、どうなるのか?という厳しいファイナルズを受けることなくツアーカードをゲットしたのが、ツアーエリートのジョン・ラームでした。そんなラームのスイングは、超コンパクトトップから、一気にタメを作って飛ばすスイングでした・・・

フォローでは、上の図の位置にきてもなお、右足が上がらず、非常に下半身が安定した、しかも、上半身の動きも最低限、といったスイングです。ゴルフスイングの未来は、コンパクトスイングが主流になると考えますが、そういう意味では、未来型のスイングといえるのかもしれません。
一般の皆さんは、フィニッシュで右足に体重が残ることが多く、だから、右足を残す、なんてしたら、それこそ明治の大砲になってしまってどうにもならない、なんて思うかもしれません。しかし、明治の大砲になる原因は、腕力で振るからなのであって、決して右足が蹴れていないから、とか、体重移動ができていないから、ということではないのです。体重移動をすることよりも、腕で振ることをやめることで、問題は解決します。そうではなく、体重移動ができていないから、無理に体重移動しようとするのは、力を力でねじ伏せようとするだけであって、問題を悪化させます。だから、そういう人は、まずトップをコンパクトに、但し、肩は90度くらいは回し、しかし、手は胸の高さくらいしか上げない、くらいの気持ちでスイングできるように練習してみると、いいかもしれませんので、お試しください。
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from まる得!ゴルフレッスン公開