朝5時半に出発して7時半スタートのニセコゴルフ場である。
早朝物流トラックに挿まれての運転は景色を楽しめなかったが、
IさんOさんとの会話が弾むドライブになり、
スタート時間20分前に無事到着した。
キャンセル電話時での愛想の無い対応に機嫌を悪くしていたが、
スタッフ対応とシステムにナルホドと思う所があった。
普通ならポーターがキャディバック引き取り、
受付を済ました後にスタート表を出すシステムだが、
ここニセコゴルフ場は到着時に予約名と時間を確認する。
そのキャディバックは時間列で並んでいるカートに積まれる。
この時間が5分で淀む事無く進められる。
受付でサイン後にプレー料金を支払う。
ここはセルフプレーだけのロッカーはあるが、
シャワーと自販機の完結簡素なゴルフ場なのだ。
インとアウト別に並べられたカートにスタッフが説明に来た。
「今日は9時半過ぎから60人のコンペが入っております。
ターン後は渋滞するか可能性がございます。
ご容赦ください。」
この説明に少し感動してしまった。
要約すると「7時半に出て2時間内プレーなら影響しません」
その説明を受けながら回りの様子を伺っていると、
キムチ国や麻婆豆腐国とコアラの国の人が多く来るらしく、
国際色豊かに注意文言が並べられていた。
すべてに曖昧なところが無い観光地ビジネススタイルに徹して、
プレー料金も一人5500円とお手頃になっていた。
コースはそれなりに簡単と難しいを織り交ぜられていて、
注意深く真面目にプレーするとそれなりのスコアーが、
乱暴に飛距離を求めると罠が待っているのである。
コース整備はそれに伴いシッカリとなされていて、
設計者A・パーマーの意図を理解していると評価出来た。
でも、パーマーさんはこんなに緻密な人?と思ってしまった。
渋滞にハマらずに12時前にプレーを済まして、
トンカツ!トンカツと真狩に向かって運転していると、
後部座席の緻密でないヒトが「あぁ!忘れ物」である。
引き返しのオマケ付きだったが真狩交流プラザに無事着いて、
次の楽しみ「一ふじ特製4種トンカツとスペアリブ」を、
スタッフが驚く量の2セットを美味しく頂いた。
飲み物はIさんとOさんはコーラーである。
妻と私は運転交代のビールをお願いした。
その後、小さな秘湯であるルスツ温泉に浸かり、
妻の誕生日恒例の温泉付き日帰りゴルフは、
満足とマンゾクとまんぞくの三つ重ねて終わった。

ランキングにご協力下さい。
下記をクリック!
