20160723

鹿又芳典ゴルフブログ: 独り言です。。。


先日とても付き合いが長く仲の良いパーツメーカーの方から、合同試打会の時にあるメーカーの人が言ってたよって教えてくれました。その内容は「そこの人はうるさい事ばかり言ってクラブを打ってもくれない」って 


まぁ思い当たることもあるのですが、僕サイドの勝手な言い分はまずお客様も予約(連絡後)にご来店いただくのに、いきなり「近くまで来たので」ってお付き合いのないメーカーの人に来られても  それでも商材は僕にとっても大切な物なのでお話は聞かせてもらいました。。。

その時のやり取りを簡単に言うと

僕 「どんな狙いのクラブなんですか
営業 「やさしいクラブです


僕 「何でこのシャフトを挿して試打クラブにしてるんですか
営業 「工房さんで評判良いって聞いたんで


この他にもやり取りはあったんですが単純に狙いも何もないんだなって でも本当は違うのかなって色々聞いたり言ったりしていたことが、うるさいことに感じたんでしょうね。。。


まぁどこのメーカーの方にも同じことは聞くので「メンドクサイ店主」って陰では思われているのかも知れませんが僕の中では理由があるんです。 それは「危機感」です どんな危機感かというとナショナルブランドのクラブの倍以上(物によって)のお金をいただくクラブの価値に関してなんです。 僕の仕事柄、ナショナルブランドのクラブ開発や考え方を教えていただくことが多々あります。そのクラブと比較して何が優れてどの部分で金額に反映されているのかを、売る立場の僕がしっかり理解していなければお客様には薦められないと。。。  以前も同じような質問をあるメーカーの方にしたときに「重量公差です。大手は酷いですから」って自信満々に言っていた営業の方に「打ったことはあるの」って聞くとありませんって。。。  重量公差も一つの要素だと思いますが、それは作り手側の自己満足で、バラバラでも調整して組んで安くて打ちやすいクラブの方がお客様には良いのかもしれないし 重量が揃ってるから高いっていうのもねぇ
あっ話を元にもどして  そんな危機感があるからお店では色々な試打クラブを作って試して失敗したりしながら、これならって大丈夫ってお客様に僕は薦めているんです。 

正直ここ数年でパーツメーカーも増えたしメディアでも取り上げてくれるようになりました。とてもありがたいことですがそれを流行ではなく、ファンになって支持していただいていくには、メーカーさんもお店も色々な目的意識をシッカリとさせてお客様に訴えていくことなんじゃないかなと思っています。  何が売れて何が支持されるのかは時間が経過してからじゃないと判りませんが、一つ一つ実直にしていくことしかないと思います。 たぶん永く同じ仕事をしている方にとっては「当たり前たろ」って思われることが薄れていかないようにしないとです上手く流行らせれば儲かるよ的なことじゃなくね。

僕も50歳近くなって・・・   説教オヤジにならないよう気を付けながら精進していきたいと思います


独り言でした。。。


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