北関東にも春は来ています
いわゆる雑草たちの芽吹きは
高麗芝や野芝よりも早いのです。
緑色が目に入るようになりました。
そして、探すのです
小さな紫こそ、春先の楽しみです
葉まで紫になる姫踊り子草です
他の草花より花の位置が高いので、
遠くからでも『おっ!』と
発見することができます。
画像の中央が姫踊り子草です。
明治に日本に入ってきた帰化植物。
日本では本州でのみ
確認されています
東京から約120km……
明治になって入ってきたのに
どうやって北関東にも
広まったのかを考えると
時間が止まるような気分になります。
毎年、思うのです
もう1つの花がオオイヌフグリです。
コバルトブルーの花で有名ですが、
これも明治に日本に入ってきた
帰化植物なのだそうです
青紫に見えるんです。
現場で見ると。
日の出と共に咲いて、
1日で閉じてしまって、
次々に咲くそうなんです。
なんだか健気なんです。
毎年癒やされます
ティーの脇やインターバルで
這いつくばって写真を撮っていると
用を足してきたのだと
勘違いされて
「トイレ、近いですね」
なんて心配されたりします。
「花の写真を撮っていたんです」
と説明すると、
容姿に似合わないからなのか
もっと心配されたりします
この時期の密かな楽しみです。
芝生以外の草花は、
ゴルフのオマケみたいなもので
不思議なんですけど、
家の近所で見ても
特に注目はしません
主役ではなくとも、
小道具や音響などの効果が
物語で重要なものになることは
珍しくはありません
僕にとって、
ゴルフは物語でもあるので
小さな草花にワクワクするのです。
春ゴルフは始まったばかりです