20160128
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 正しいテークアウェイのすゝめ 1
理屈っぽく書いてしまうと
テークアウェイ(バック)はダウンスイングの、
そしてインパクトするための準備であり、
そのために 逆方向に動いている。
切り返しの位置、トップオブザスイングの箇所が
打つ為の準備だとするのならば
打つ為の準備の準備…とも言えるのかしら。
正しくゴルフクラブを使う為
クラブの先端についている重さ(ヘッド)を
ボールを打撃するためのエネルギーをするために
➡まず左腕/左肩でクラブを動かしてはいけない
左腕と体の関係
「前習え」をしているような アドレス時の左腕と体の関係を
出来るだけその関係のまま、フットワークで
胴体を右に向けたい。
➡初動で左腕でクラブを動かす
というのは
まず ヘッドをたくさん、そして速く動かしたい意識が強い
とともに
ヘッドの重さで「手抜き」でテークバックを取りたい
無意識な意識がある。
イメージではあるけれど
自分の姿を俯瞰して 上から見たときに
グリップの移動量とヘッドの移動量を出来るだけ同じ
もしくは ヘッドの移動量の方が少ない
というのは どうしたらいいのか 考えてみた方がいい。
何度も書いているけれど
ヘッドというのは特出した「重さ」である。
自分が向きを変える という行為によって
グリップを移動させるから、結果としてヘッドが動く
という 物理的約束事を守る には
重さ である部分は もちろん! 自分からは動かないし
その重さの分 動きたがらない! ということを
念頭に置いて テークアウェイに入りたい。
左腕/左肩でテークバックに入る
この動きはほぼ例外なく
ヘッドの重さで クラブヘッドで円弧を描こうと
する動きになるので、最終的にはクラブ~腕が
自分の体に巻き付くような形になる。
この動作では、腕やクラブの重さによって
左腕が引っ張られ、背中や肩の張りが
かなり早い段階にやってくるので
もともと体を回していないのに
さらに浅いトップの位置になる。
そして 同時に
胸が閉じるような そんなトップの位置になるので
ダウンスイングでは 胸が開く ➡開放の姿勢
になってしまう。
胸が開く姿勢は ➡脱力の姿勢 になるから
当然 腹筋には力が入らず
姿勢維持が出来ないばかりか
打撃の重さにも耐え辛い姿勢になってしまう。
その練習~ドリルという意味では
アドレスの正面を向いたまま
まず 先にクラブを起こし ➡左右に動かさず
クラブを起こし終わってから
体の向きを変える という今まではとはまったく
逆に手順 でやってみるといいかもしれない。
話は別口になるけど、ここにも 自分のスイングがダメ
なのが出て来たりする訳で
回る~上げる という 2手順でテークアウェイ
していれば、帰りのダウンスイングも当然
回る~降ろす という2手順になってしまう
ということに気付くのも大きな発見になる筈。
出来れば…ボールの飛ぶサマは管理したい
ボールの飛ぶサマを管理するのには
それを打つ クラブの動きも出来るだけ管理したい
となると
クラブ、クラブヘッドが 惰性や慣性で
動いている瞬間
➡ 自分の動作の「速度」や「方向」とも関係なく
クラブが動いている瞬間
を作ってしまっては
打つボールは管理できない。
多くのゴルファーのスイングを見ていると
手を離してはいないが
ボールに向けて 無造作に投げつけたクラブやヘッドで
打撃しているようで
これで ボールを管理したい と言っているのに
ちょっと呆れてしまう位だ。
多くのゴルファーはクラブそのものを
遠くに投げようとしている
その素振りの中で打撃している訳で
スイングする主旨が異なっていると思う。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります