


皆さんはジョーダンスピースと石川プロのスイングを
比較して何を感じましたか?
ジョーダンは3才から11才まで自己流のゴルフを
していました。
コーチ(キャメロン・マコーミック)に本格的にゴルフを
習い始めたのは12才からです。
ジョーダンは左肘の使い方に特徴がありましたが
ショートゲームが既にかなり上手かったようです。
そこでコーチはジョーダンの左肘の使い方はそのまま残し、
スイングの軌道とパッティングをリバースハンドに
矯正したそうです。
では私なりのスイング分析をしてみます。
先に下記ゴルフダイジェストの動画を観て下さい。
http://news.golfdigest.co.jp/players/swing/8581/2015/1/1/1/
http://news.golfdigest.co.jp/players/swing/100/2015/1/1/1/
先ずアドレスです。

ジョーダンの方が若干右重心で、レイトハンド。
グリップエンドが背骨を指しています。
石川プロは若干左重心でハンドファースト。
グリップエンドが左股関節を指しています。
ジョーダンは経験からインパクトのズレを防ぐ為に
アドレス時レイトハンドにしたのでしょう。

ハンドファーストで構えるとインパクト時にもっと左へ
移動し易く、プッシュが出やすくなります。
そこでリストターンが強くなり、プルフックが出る
可能性も出てきます。


アドレスは中学の時の方がストレートを打ちやすい
構えになっています。
また、フォローでの左肘の使い方もジョーダンに似ています。


石川プロは現状のスイングを維持する場合はボール位置を
ボール1個分左に移動すればストレートが打ちやすくなるはずです。
2013年に実際にその練習をしている動画を観た事があります。
(動画内の1時間40分以後)
2015年になってもボールの位置が修正できていないという事は
アドレスの姿勢を石川プロのナチュラルスイングである中学時代に
戻してみてはと思います
ジョーダンのレイトハンドのアドレスに関してですが
私も自己流だった時に同じように構えいた経験があります。
現在のアドレスに変えた理由は方向性が安定した事と
下半身の動き過ぎによる股関節の痛みが消滅したからです。


つづく
このブログではK1Hスイング理論を紹介していますが
Hスイングに関しては詳細を説明しておりません。
一見棒立ち風のK型アドレス1軸スイングを真似て
ダフらなくなったが飛距離が出ないという方は
Hスイングの修得が必要です。
Hスイングはアドレスだけでなくテイクバックでさえ
従来のスイング理論と考え方が異なっています。
詳細はこちら
http://k1h.ehoh.net/
K1Hスイング理論としてはこのスイングが完成形です。
最近のベンはジムトレーニングによる筋力の増加でヘッドスピードが
上がりXシャフトのクラブを使用しています。
ジュニアやアマチュアでシングルを目指すゴルファーの皆さんは
このスイング動画のリズムを今後とも参考にして下さい。