【質問】
「倉木さんはじめまして。
クラブセッティングのご質問です。
現在
1W タイトリスト913D2 ツアーAD MT6S
3W キャロウェイX2HOT ツアーAD
MT6S
5W キャロウェイX2HOT ツアーAD
MT6S
23度UT コブラバフラーTWS NS950
アイアン ツアーステージ X blaid 709CB モーダス120S
ウェッジ 52 58 ツアーステージ X ウェッジ モーダス120S
23度UTと5Wの間に21度のタイトリスト913Hを入れようと思うのですが、NS950にするか純正ランバックス75にするか悩んでおります。
カーボンのほうがきっちり23度との距離差が出ていいのではないかと思ってるのですが、UTをスチールとカーボン混同というのはありでしょうか?
またDR含め全体的なセッティングはどうですか。
FWを優しくという意図でDRとシャフトの重量を一緒にしております。
当方HS45 インアウトで軽いドローが持ち球です。スイング的には叩きにいかず等速で振るタイプと言われます。
それを併せてツアーAD MTと言うのはどうでしょうか?
一度に複数の質問をしてすいません。お答え頂けたら幸いです。」
【回答】
純正ランバックス75の方が距離は出ます。
シャフトが長いためです。
23度との飛距離差を出したいのであればランバックス75の方が良いです。
23度がNS950、21度がランバックス75、でも問題はありません。
フェアウェイウッドも特に大きな問題はありません。
理想を言えば5Wの方のシャフトが3g程度重くなると良いのですが、メーカーがそういう長さ別設計のウッド用カーボンシャフトを作らないので、普通に組むだけでは実現できません。
問題はドライバーです。
アイアンシャフト、ユーティリティーシャフト、フェアウェイウッドシャフトに対して、硬いです。
また、重量的にも少し重いです。
「フェアウェイウッドをやさしくした」とおっしゃっていますが、厳密には「ドライバーだけ難しくしているセッティング」です。
フェアウェイウッドとドライバーシャフトを同じにする問題は
・ドライバーシャフトがフェアウェイウッドより重くなる
・ドライバーシャフトがフェアウェイウッドより硬くなる
の2点です。
フェアウェイウッドの方がシャフト全長が短いので重量が軽くなります。
また、チップカットを工夫しないと、シャフト剛性がドライバーよりも低くなります。
ドライバーシャフトはMT5の方が、シャフト剛性、重量的に良いです。
フェアウェイウッドシャフト、ユーティリティーシャフト、アイアンシャフトに関しては大きな問題はありません。
「等速でスイングするタイプ」ということですが、こういったタイプの場合は、グリップとクラブヘッドの速度差が少なく、あまりタメを作らないことが特徴です。
ですので、基本的には、シャフトがタメを作ってくれるようにすることです。
タメの出来るシャフトとは、手元部分が相対的に柔らかく、シャフトの剛性にメリハリ感があることです。
MTは少しタメを作るタイプなので問題はありません。
先端もしなるのでつかまりも良いです。
NS950は弾き系なのであまり合っていません。
先端も走るのでつかまりも良いシャフトです。
MODUS3 TOUR120のSは、非常にタメを作ってくれますが、先端が硬く、インパクトでボールを捕まえようとはしませんから、MT、NS950との相性はさほど良くありません。
より理想的にシャフトのしなり方、剛性分布を合わせて行きたいなら、アイアンシャフトのMODUS3 TOUR120(S)に合わせるなら、ドライバーシャフトは
・日本シャフトのレジオフォーミュラ TYPE55S
・ツアーAD DJ5S
あたりにして、フェアウェイウッドシャフトは
・レジオフォーミュラFW TYPE 60S
・DJ6 S
ユーティリティーシャフトは
・DI HYBRID 75R
にするとベストです。
ここまでやるには予算も必要です。
21度のユーティリティーはとりあえずランバックス75でも問題ありません。
次にすべきことは、ドライバーシャフトを他の番手の流れに合わせ、軽く、軟らかくすることです。
現状ではドライバーだけ硬く、重いです。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ
「倉木さんはじめまして。
クラブセッティングのご質問です。
現在
1W タイトリスト913D2 ツアーAD MT6S
3W キャロウェイX2HOT ツアーAD
MT6S
5W キャロウェイX2HOT ツアーAD
MT6S
23度UT コブラバフラーTWS NS950
アイアン ツアーステージ X blaid 709CB モーダス120S
ウェッジ 52 58 ツアーステージ X ウェッジ モーダス120S
23度UTと5Wの間に21度のタイトリスト913Hを入れようと思うのですが、NS950にするか純正ランバックス75にするか悩んでおります。
カーボンのほうがきっちり23度との距離差が出ていいのではないかと思ってるのですが、UTをスチールとカーボン混同というのはありでしょうか?
またDR含め全体的なセッティングはどうですか。
FWを優しくという意図でDRとシャフトの重量を一緒にしております。
当方HS45 インアウトで軽いドローが持ち球です。スイング的には叩きにいかず等速で振るタイプと言われます。
それを併せてツアーAD MTと言うのはどうでしょうか?
一度に複数の質問をしてすいません。お答え頂けたら幸いです。」
【回答】
純正ランバックス75の方が距離は出ます。
シャフトが長いためです。
23度との飛距離差を出したいのであればランバックス75の方が良いです。
23度がNS950、21度がランバックス75、でも問題はありません。
フェアウェイウッドも特に大きな問題はありません。
理想を言えば5Wの方のシャフトが3g程度重くなると良いのですが、メーカーがそういう長さ別設計のウッド用カーボンシャフトを作らないので、普通に組むだけでは実現できません。
問題はドライバーです。
アイアンシャフト、ユーティリティーシャフト、フェアウェイウッドシャフトに対して、硬いです。
また、重量的にも少し重いです。
「フェアウェイウッドをやさしくした」とおっしゃっていますが、厳密には「ドライバーだけ難しくしているセッティング」です。
フェアウェイウッドとドライバーシャフトを同じにする問題は
・ドライバーシャフトがフェアウェイウッドより重くなる
・ドライバーシャフトがフェアウェイウッドより硬くなる
の2点です。
フェアウェイウッドの方がシャフト全長が短いので重量が軽くなります。
また、チップカットを工夫しないと、シャフト剛性がドライバーよりも低くなります。
ドライバーシャフトはMT5の方が、シャフト剛性、重量的に良いです。
フェアウェイウッドシャフト、ユーティリティーシャフト、アイアンシャフトに関しては大きな問題はありません。
「等速でスイングするタイプ」ということですが、こういったタイプの場合は、グリップとクラブヘッドの速度差が少なく、あまりタメを作らないことが特徴です。
ですので、基本的には、シャフトがタメを作ってくれるようにすることです。
タメの出来るシャフトとは、手元部分が相対的に柔らかく、シャフトの剛性にメリハリ感があることです。
MTは少しタメを作るタイプなので問題はありません。
先端もしなるのでつかまりも良いです。
NS950は弾き系なのであまり合っていません。
先端も走るのでつかまりも良いシャフトです。
MODUS3 TOUR120のSは、非常にタメを作ってくれますが、先端が硬く、インパクトでボールを捕まえようとはしませんから、MT、NS950との相性はさほど良くありません。
より理想的にシャフトのしなり方、剛性分布を合わせて行きたいなら、アイアンシャフトのMODUS3 TOUR120(S)に合わせるなら、ドライバーシャフトは
・日本シャフトのレジオフォーミュラ TYPE55S
・ツアーAD DJ5S
あたりにして、フェアウェイウッドシャフトは
・レジオフォーミュラFW TYPE 60S
・DJ6 S
ユーティリティーシャフトは
・DI HYBRID 75R
にするとベストです。
ここまでやるには予算も必要です。
21度のユーティリティーはとりあえずランバックス75でも問題ありません。
次にすべきことは、ドライバーシャフトを他の番手の流れに合わせ、軽く、軟らかくすることです。
現状ではドライバーだけ硬く、重いです。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ