さて、、、今回は、グリップのお話です。
ということで、、、、
みなさん、グリップ交換するときに何に気をつけていますか?
まずは、、、どのグリップを装着するかですよね。
通常、カスタムで購入しない限り、新品クラブに装着しているグリップをそのまま使うケースが多いと思います。
それはそれでいいのですが、本当は、パターを除くグリップは統一している方が望ましいです。
しかも、最近はいろんなタイプのグリップが出ています。
種類的には大きく分けて2通り、従来のゴムグリップか、新素材エラストマー系の素材を使っているかです。
それぞれに、メリットデメリットがおります。
ゴムグリップのメリット、、、概ねですが、価格が安い。種類が多いというところです。しっかり感を重視する人は、コード入りのグリップを好む傾向もあります。
その代表グリップは、ゴルフプライドのツアーベルベットです。このツアーベルベットは、いまだにツアーでの使用率も結構高いですね。種類も豊富というところもあるのかもしれません。また、メーカー純正のOEMも受けているので、グリップは、ツアーベルベットのグリップで、手元のロゴにメーカー名を入れている場合もあります。
さて、このツアーベルベットのいいところ、、、それは、種類の豊富さです。
オーソドックスなツアーベルベットラバーでも、下記の6種類があります。
1:58
2:60
3:62
4:58R
5:60R
6:62R
それぞれの数字ですが、数字は、口径を表わしていて、アルファベットのRはラウンドグリップ、、いわゆるバックライン無のことです。
このグリップは、概ね50gですが、(個体差が結構あります。)さらに軽量のツアーベルベットライトとか、コード入りのツアーベルベットコードなどもあります。
新素材のエラストマー系のグリップは、IOMICが代表格ですね。他にもエリートなど、いろいろありますが、従来のゴムグリップとは違う特色を出しています。
ひとつは、カラー展開ですね。ゴムと違って発色のいい素材なので、明るい色もきれいに出ますね。それと、、滑りにくいというところです。このあたりは、非常に性能が優れているところです。
欠点は、ゴムグリップより価格が高いというところです。あと、、メリットデメリット両方になりますが、水分を吸収しないところです。いい面は、雨でも水分を吸ってグリップ重量が重くなることはありません。デメリットは、水分を吸収しないので、ちゃんとグリップを拭かないと濡れたままになって逆に滑りやすくなるところです。
さて、、、いろんなグリップから選択するわけで、あと重要なことは、バックラインありか、なしか、、、というところと口径をどうするかですね。
まず、バックラインありか無かというところで言うと、圧倒的に標準のグリップは、バックラインありになっています。その方が、グリップしやすいと考えているからだと思います。実際、バックラインありとなしでは、ありの方が、同じ形で握りやすいですね。
しかし、、、最近のカチャカチャで、ドライバーなどは、バックライン無が増えてきました。これは、カチャカチャでシャフトのさす方向が変わるとバックラインが横になったり、上になったりして逆に握りにくくなるからです。
それで、僕の場合は、基本的にツアーベルベットの58を使っています。そして、ドライバーは、今カチャカチャなので58Rを、FWは、58バックラインありを、アイアンウェッジは、また、58Rを使っています。まず、、、58にしている理由は、少し太くした方がリストの使いすぎを抑えられて球筋を安定させるためです。
口径が小さい方が、グリップは太くなり、逆に口径が大きい方は、グリップが細くなります。
そして、バックラインありとなしが混在している理由。ドライバーは、カチャカチャ使用のためで、FWは、常に同じ握り方をする方がほとんどのため。
アイアン、ウェッジは、フェースを開いたり、閉じたりして球筋コントロールをする場合も結構あるので、どのようにでも握れるバックライン無です。
特に、僕が思うに、ウェッジは、バックライン無がお勧めです。というのも、バンカーショットは基本的にオープンフェースで構えるからです。
よくフェースを開いてといっても握るところは同じで、手を右に回してフェースを開いているように構える(フックグリップのようになる)人もいますが、これは、フェースを開くというより、手を右に回転しているだけで、クラブと手の関係は変わっていません。この構えでは、せっかくのオープンフェースもインパクトでは、閉じやすくなるので、バンカーショットがうまく打てないです。
この一因は、バックラインありのグリップにあるのではないかと思います。同じ位置で握りやすいので逆に言うとバックラインがあると、違和感があるのでバックラインを外して握りにくいです。
それで、自由に握れるバックライン無をお勧めします。
あと、、、グリップの下巻きテープの巻き方ですが、僕は、基本的に螺旋巻きと縦に上下1枚ずつ入れた巻き方をしています。
これで、グリップの太さを合わしています。
じつは、下巻きテープの巻き方で微妙な太さや右手部分の太さの調整などもできます。このあたりも自分の握りやすい太さへの調整や、シャフトの口径の違いによる太さの調整などもこの下巻きで調整します。
しかし、、メーカー純正や工房などでも楽で早いテープを直線で1巻きというのが多いのが実情です。まあ、グリップを接着するというところでは、螺旋巻き+いろんな工夫でも直線一巻きでも同じなのですが、できれば、この下巻きも工夫したいですね。
ということで、、、
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from ★ギア・スイングの話2

ということで、、、、
みなさん、グリップ交換するときに何に気をつけていますか?
まずは、、、どのグリップを装着するかですよね。
通常、カスタムで購入しない限り、新品クラブに装着しているグリップをそのまま使うケースが多いと思います。
それはそれでいいのですが、本当は、パターを除くグリップは統一している方が望ましいです。
しかも、最近はいろんなタイプのグリップが出ています。
種類的には大きく分けて2通り、従来のゴムグリップか、新素材エラストマー系の素材を使っているかです。
それぞれに、メリットデメリットがおります。
ゴムグリップのメリット、、、概ねですが、価格が安い。種類が多いというところです。しっかり感を重視する人は、コード入りのグリップを好む傾向もあります。
その代表グリップは、ゴルフプライドのツアーベルベットです。このツアーベルベットは、いまだにツアーでの使用率も結構高いですね。種類も豊富というところもあるのかもしれません。また、メーカー純正のOEMも受けているので、グリップは、ツアーベルベットのグリップで、手元のロゴにメーカー名を入れている場合もあります。
さて、このツアーベルベットのいいところ、、、それは、種類の豊富さです。
オーソドックスなツアーベルベットラバーでも、下記の6種類があります。
1:58
2:60
3:62
4:58R
5:60R
6:62R
それぞれの数字ですが、数字は、口径を表わしていて、アルファベットのRはラウンドグリップ、、いわゆるバックライン無のことです。
このグリップは、概ね50gですが、(個体差が結構あります。)さらに軽量のツアーベルベットライトとか、コード入りのツアーベルベットコードなどもあります。
新素材のエラストマー系のグリップは、IOMICが代表格ですね。他にもエリートなど、いろいろありますが、従来のゴムグリップとは違う特色を出しています。

ひとつは、カラー展開ですね。ゴムと違って発色のいい素材なので、明るい色もきれいに出ますね。それと、、滑りにくいというところです。このあたりは、非常に性能が優れているところです。
欠点は、ゴムグリップより価格が高いというところです。あと、、メリットデメリット両方になりますが、水分を吸収しないところです。いい面は、雨でも水分を吸ってグリップ重量が重くなることはありません。デメリットは、水分を吸収しないので、ちゃんとグリップを拭かないと濡れたままになって逆に滑りやすくなるところです。
さて、、、いろんなグリップから選択するわけで、あと重要なことは、バックラインありか、なしか、、、というところと口径をどうするかですね。
まず、バックラインありか無かというところで言うと、圧倒的に標準のグリップは、バックラインありになっています。その方が、グリップしやすいと考えているからだと思います。実際、バックラインありとなしでは、ありの方が、同じ形で握りやすいですね。
しかし、、、最近のカチャカチャで、ドライバーなどは、バックライン無が増えてきました。これは、カチャカチャでシャフトのさす方向が変わるとバックラインが横になったり、上になったりして逆に握りにくくなるからです。
それで、僕の場合は、基本的にツアーベルベットの58を使っています。そして、ドライバーは、今カチャカチャなので58Rを、FWは、58バックラインありを、アイアンウェッジは、また、58Rを使っています。まず、、、58にしている理由は、少し太くした方がリストの使いすぎを抑えられて球筋を安定させるためです。
口径が小さい方が、グリップは太くなり、逆に口径が大きい方は、グリップが細くなります。
そして、バックラインありとなしが混在している理由。ドライバーは、カチャカチャ使用のためで、FWは、常に同じ握り方をする方がほとんどのため。
アイアン、ウェッジは、フェースを開いたり、閉じたりして球筋コントロールをする場合も結構あるので、どのようにでも握れるバックライン無です。
特に、僕が思うに、ウェッジは、バックライン無がお勧めです。というのも、バンカーショットは基本的にオープンフェースで構えるからです。
よくフェースを開いてといっても握るところは同じで、手を右に回してフェースを開いているように構える(フックグリップのようになる)人もいますが、これは、フェースを開くというより、手を右に回転しているだけで、クラブと手の関係は変わっていません。この構えでは、せっかくのオープンフェースもインパクトでは、閉じやすくなるので、バンカーショットがうまく打てないです。
この一因は、バックラインありのグリップにあるのではないかと思います。同じ位置で握りやすいので逆に言うとバックラインがあると、違和感があるのでバックラインを外して握りにくいです。
それで、自由に握れるバックライン無をお勧めします。
あと、、、グリップの下巻きテープの巻き方ですが、僕は、基本的に螺旋巻きと縦に上下1枚ずつ入れた巻き方をしています。
これで、グリップの太さを合わしています。
じつは、下巻きテープの巻き方で微妙な太さや右手部分の太さの調整などもできます。このあたりも自分の握りやすい太さへの調整や、シャフトの口径の違いによる太さの調整などもこの下巻きで調整します。
しかし、、メーカー純正や工房などでも楽で早いテープを直線で1巻きというのが多いのが実情です。まあ、グリップを接着するというところでは、螺旋巻き+いろんな工夫でも直線一巻きでも同じなのですが、できれば、この下巻きも工夫したいですね。
ということで、、、

from ★ギア・スイングの話2