20150301

もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄 : ギアマニ予備校連載企画 ヘッド分析③ JPX850(ミズノ)

ギアマニ予備校連載企画として


ミズノ社のJPX850 W1のヘッド性能設計を分析します。










ヘッド性能設計分析




























































モデル名



ロフト



リアル



F.P.



重心距離



重心深度



市場平均





10.2



18.8



38.5



36.9



JPX825



9.5



9.8



18.8



37.92



38.34



重心高



有効打点



重心角



実質深度



打出角



有効比率



スピン量±



31.5



21.2



22.0



18.2



13.9



40.1%



375.8



26.4



26.4



23.0



19.54



13.7



50.0%



0.0






操作性能




重心距離/重心角に関しては、まさに市場平均




ストレートからフェード・ドローと打ち分けられる


ソールウエイトの位置変更で、さらに長め、短めに変更が可能







打出/スピン性能




打出角は市場平均


スピン量は超低スピン





ロフトは、


11.510.59.58.57.5と調性可能





ソールウエイト(16gが2個あり、トー側、ヒール側、ソール3箇所に設定可)によって


重心深度、重心距離の調整も可能




以上から、


現状センターの操作性に対し、


つかまりを調整 ができ




打出角とスピン量も微調整可能な万能ヘッド


※ここまで低スピンヘッドは初めてだが、


ロフト調整も可能のためベストな性能設計





このヘッドの良いところは、


ロフト調整が7.511.5度まで調整できること






重心深度も、深くとやや浅くの調整が可能なこと




以上から、


センターにフェイス面スポットを設定するリスクを回避し


本当に飛ばせる可能性を設計で出せるヘッドと思います。




正直、素晴らしいと思いました。





懸念事項としては


ロフト設定が、いわゆるリアルロフトと思いますので




JPX のブランドイメージと、最大ロフト11.5を考えると




今までのJPXのやさしい、上がる、のイメージのプレーヤーには、


上がらない、ドロップするなんて評価になる可能性が予測されます。




逆に、プロを含めた上級者には、


飛ぶと高い評価が出る可能性 も予測されます。




結構、男子プロも使用者が増えて、


ヘッドカラー、クラウンデザイン変更モデルが出たりして…と思います。




個人的には、久しぶりにすごいヘッドと思っています。




浸透するには、いかにプロが使ってくれるかかも知れないですね







ご自分のセットの操作性マッチングに興味ある方は


詳しくは下記より


WEB版 13 本のマッチング診断 受付 開始のお知らせ


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