20141209

ゴルフ ~修羅の道~: カナメ。



スイングは2種類ある。













短いクラブは縦に。



長いクラブは横に。











この法則の逆をやると



様々なミスを起こしやすい。









50y以内の



短い距離のアプローチやバンカーで横に振ると











トップやシャンクになりやすく













長くロフトの立った



ドライバーやロングウッドを縦に振ると











球は捕まりにくく



右に出たりスライスしたり









テンプラやダフりの原因となることが多い。

























ミスには必ず原因があり







ミスの傾向はそのままその人の弱点であり



それはまさにその人の課題ともなる。













その自覚が正しくできる人は



課題を勘違いせず上達も早い。







その自覚を把握できていない人は



他人のゴルフばかり取り入れ自分の課題に手をつけられないから







当然上達が遅かったり



ずーっとレベルが上がらないままとなる。















横がいいとか



縦が正しいとか







そんな議論はどうでもいい。















スイングの癖は



ゴルフを始めて3ヶ月で決まる。















その時に



どんなレベルの人に教わるか



どんなコーチに教わるかで







決まる。











その癖はほぼ一生抜けないし変わらないというのが



指導者としての私の強い持論。







その後にどれだけ努力しても







藍ちゃんがさくらのようなスイングになることは絶対にないし



リョウがヒデキのようなスイングに変わることも絶対にない。













それがスイングだ。























見た目はどうでもいい。





意識の問題。















短いクラブは短いなりに





長いクラブは長いなりに











意図と意識をしっかり持つことがとても大事。























パターを



ドライバーのように構えて振る人はひとりも居ないし









逆もしかり。













極論だが



それがスイングの意図であり意識だ。



















ところが・・・









他のクラブになると



その意識はかなり薄れる人が圧倒的。







どれも同じように構え



どれも同じように打っている。













わずか30yのアプローチでも



まるで100y打つように構え







100yの振りで30yという距離を合わせている。











縦に振るべき距離を



横に振ってしまう人はとても多い。







そんな指導は





普段のレッスンだけでなく



鍛錬会や研修会に参加したブロガー達も例外ではなかった。



















短い距離には



短い距離の準備がある。















極力近く立ち



できるだけ短く握り





縦に振ること。



















見た目の問題ではない。











その意識があるかないかで



精度や再現性は大きく違うことを







ちゃんと意図しているか



ちゃんと意識して努力を積んでいるか









そこが問題なのだ。



















トップしたら悩む。



シャンクしたら恐れる。







そんなことをコースで繰り返しているうちは



何も変わらないし成長もないぞ。











ミスは



今のお前のスイングを示す鏡。











ミスから



その日何を意識すべきかをちゃんと学びなさい。





ミスから



その日のお前の癖をちゃんと確認しなさい。



















ミスをコーチにできる人は



プレーしながらちゃんと微調整する。







ミスで落ち込み混乱する人は



そもそもゴルフ場でやるべきことを何もやっていない証拠。















plan



do



check



action









仕事の基礎であるこの4つのループは



そのままゴルフのマネジメントやジャッジに使える基礎。











PDCAと



ミスをしっかりと検証できる







そういうゴルフをやって欲しい。















トップしたのはなぜ?









打ち急ぎ?



入射角が緩い?



手首の使いすぎ?



クラブ選択?



できないことをやろうとした?



傾斜?



ライ?



ラフ?









一打一打



ミスの原因を明確にしない限り



次の一打で修正できることはない。

















「短いクラブは縦に」







入射角を緩めず



ヘッドの軌道を不安定にさせないためお







大事な大事な意識。













ドライバーやフェアウェイウッドのように



50yを打ったって距離が合うわけがないし







入射角も方向性も揃わない。















短い距離の準備をしっかりすることで



縦に振るという意識のスイッチは入る。

















ワイドに立ち



大きくゆったり力を抜いて構えることで







”ドライバーを振り切る準備”ができるのと同じだ。

























できるだけ短く握り



できるだけ近くに立ち







縦に振る。









真上に上げるぐらいの意識でちょうどいい。



















アプローチは



距離感が大事だと教える人は本当に多いが















俺のとは違うなぁ。。。





















アプローチは方向性。



まずは方向性。











たった30yで左右にブレるレベルで



距離が合うはずもないし







たまたままぐれで合っても



方向がブレたらその分ピンまで遠くなる。













距離感には



高低差やグリーンの傾斜



コンパクションや芝目など







自分の力ではどうにもならない要素が



沢山含まれてしまう。











しかし方向性は違う。



すべては自分の力。







努力次第でどうにでもなること。











距離感はコースでしか養えないが



方向性は練習場でも向上できる。















練習場で距離感を磨く努力を



するなとは言わないが





左右にブレさせないための努力を



本気でやっている人は殆どみかけない。















人と同じ事をやるから



人と同じレベルにしかならない。









それがアベレージゴルファーだという自覚を持ちなさい。



















縦に振る最大のメリットは2つ。



入射角の安定と方向性の安定。









入射角も方向性も



アプローチやバンカーの要。











”距離感の土台”と言ってもいい。













インパクトロフトが不安定な打ち方に



距離感もくそもない(笑



















距離感は









ロフトなり



クラブなりの入射角が常に揃って初めて







必要となる感覚だから。



















それが順序というもの。







距離感が合わない合わないと



100前後の人達は口癖のように使うけれど











そもそも







”距離感以前の問題”を抱えていることに



まったく気付いていないから







いつもコースで同じことをやらかして



100を超えてしまう。











特にバンカー。







バンカーにはスイングの



ゴルフの基礎がいっぱい詰まっていることを知らないから









疎かにしている。

















一番練習しないのがバンカー。







アベレージゴルファーに共通している



大きな大きな弱点だと私はここでずっと言ってきたが





















それでもやらない(笑











困った人達だ┐( ̄ヘ ̄)┌





























縦に振るには



縦に振るための意識が必要。















ただ手先だけで



縦に上げたって









手打ちの不安定な打ち方をするだけ。













それじゃ何も変わらない。



















私の指導では



「肩の上下」というキーワードがある。











短く握り



近くに立ったら



















左肩を下に。





真下に下げるぐらい大げさに。























ショルダーストロークはなにも



パッティングだけの打ち方ではない。







短いクラブを



方向性重視で打つための基本中の基本だ。

















不安定な下半身は



短い距離でこそミスに繋がるもの。







練習ではボールを膝に挟んで



下半身の感覚を養うこと。













手で上げない。



左肩を下げて始動。



ヘッドは真上に。



手首は使わない。



”手首のライ角”はフィニッシュまで一定に。



















それが意識。







アプローチが上手くなるには



アプローチでスコアを崩さないようになるためには









いくつもの高い壁がある。















努力と継続が不可欠であること



こうして記事にするだけでも実感する。



























誰もやらない



誰も言わない













私だけの



















しつこいくらい



同じ指導をしてきた













私だけの”要”を

























































































記録。

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