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20201110
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: スイング軌道で『忘れられている』コト
スイング軌道を気にする人は多いですね。
「アウトサイドインだから スライス気味になる…」
とか
「もっとインから入れたい…」
とか
まあ 確かにスイングを振り返ってみる時の材料にはなり得ます。
それであれば 平面上の インとかアウト だけでなく
どんな入射角度か、と言うのも意識して貰いたいです・・・が
イン、アウト は一般的に 飛球線と言う基準値があり
入射角度などの 上下~高さは基準値がないので
話題にし難い と言うところもあるのでしょう。
スイング軌道の話しで
幾つか気になる点があります。
スイング軌道は ヘッドの軌道が基準値ですが
何度も書いていますが、
その軌道は やや縦に潰れた、横に広がり気味の円状の曲線になります。
その円状の軌道になるのは
クラブを持った打ち手が向きを変えるから、と
スイング動作の基礎に前傾姿勢があるから、
です。
そこの部分を無視して、手さばきでスイング軌道を作ろうとすると
その軌道は イン、アウト、などの 左右だけでなく
入射角度の上下~高さ や
自分からどの位離れているか(遠近)~スイング軌道の大きさ
そして その大きさや左右、上下の変移 は
無限
の種類になって
それこそ 基準値が全く存在しない状態 になってしまいます。
人間ですから 多少の誤差や変化はあったとしても
自分にとって どれが正解なのか が造り切れなくなってしまいます。
もう一度、書きますが、
基礎として
スイング軌道の円状の曲線は
自分がからだの向きを変えるから、と
その基本動作には前傾姿勢がある
というコトを
覚えておく必要があるでしょう。
問題はそこではないんですが・・・
スイング軌道は より良いショット、より安定したスイング を作るための
反省材料でしかなく、ショットの結果論に過ぎません。
そのスイング軌道が どんな であっても
自分にとって、繰り返すことが容易で、楽に遠くに飛ばせるなら
自分オリジナルのモノ
スイング軌道を形成する基礎を守るのであれば
誰か別の人と比較する必要はなく、
自分独特のモノであってかまわないと思います。
✋スイング軌道を考える時、
忘れられてしまっているというか、無視されている大事なコトに
『打つボールは スイング軌道上 にある』
というコトです。
スイング軌道はボールを打つため、
そのスイングを向上するための一つの材料に過ぎませんから
軌道を作るコト は 良いショットを打つための手段であって
目的ではありません。
どの場面、どの状態、どのライ、どのクラブであっても
打つボールは 必ずスイング軌道上にあり、
ルール上でも、実質上でも ボールはフェースで打たなくてはなりません。
スイング軌道、スイングプレーンを作るコト ばかりが
頭にあると スイング軌道上にあるボールをフェースで打つ
というコトを忘れてしまい、スイング軌道をなぞるコトばかりを追いかけ
挙句 シャンク、ソールでボールを打つ というコトに為りかねません。
✋ヘッドのことばかりを考えるのは良くありませんが、
スイング軌道はクラブヘッドのソールでなでる、なぞるモノ
であって
☑フェースでなぞるものではありません。
それでは 軌道上のボール、打てませんから・・・。
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