20181116
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: グリップ(握り)について
グリップについてのお問い合わせを幾つか頂きました。
多くの方は ゴルフクラブの形状や重量配分などから
グリップエンドからヘッドの方に、
ゴルフクラブがすっぽ抜けないように…と
ゴルフクラブがすっぽ抜ける方向に対し強く握っておくモノ と
なんとなく認識しているのだと思います。
確かに インパクト以降では
意図していなくとも 自分の動作は減速~停止に向かい
ゴルフクラブのその形状に遠心力がかかっていますから
それは「ゼロ」ではありませんが、
それについては グリップやシャフトのテーパーの形状が防いでくれます。
ゴルフクラブの形状 長さと重さ
握っている反対側の端に重さが付いている その形状は
ゴルフスイングが向きを変える。。。
使い方次第では回転運動とは相性が悪い と 良い に真っ二つに分かれます。
飛ばすために回転の速度を上げれば上げるほど
先端の重さの部分は 重さが増して行く分、遅れていきます。
遅れさせていいのです。
遅れるから ロフトは立ち、フェースが下向きになるのです。
問題は グリップ部を遅れさせないことで
ヘッド部は始めから遅れるように作られています。
いかに クラブのその重さを使ってグリップ部を遅れさせないか
と言う部分がポイントで
そのためには クラブの重さは グリップ⇒ヘッド方向ではなく
ヘッド⇒グリップ方向 に使わなくてはなりません。
そのためのグリップ(握り)です。
スイングは 手でクラブを握っているので
重さに近い部分は 体そのものにある筋力に比べると弱いです。
正直、スイング中、肘から先の部位は
自分の意志で動かそうとしない方が良いでしょう。
✋そこをクラブの重さにさせるのです。
筋力のない弱い部位ですから 元々、クラブのその重さには抵抗しきれません。
ですので その重さに任せるのです。
自分のすることは これから その肘から先を行かせたい方向に
重さがかかるように クラブの位置や姿勢を事前に作っておくだけ
ゴルフクラブを ゆるゆる握る とか、 強く握る ではなく
クラブの重さ通りに肘から先を動かされる
重さがかかった時に 動かされてしまい、
重さを 回転に転化 していくような そんな考え方で
グリップを考えてみて下さい。
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