◇海外女子メジャー第3戦◇KPMG女子PGA選手権 最終日(1日)
◇ケンパーレイクGC(イリノイ州)◇6741yd(パー72)
9打差逆転による41年ぶりの日本勢メジャー制覇は、惜しくも叶わなかった。
23位からスタートした畑岡奈紗は最終ラウンドを2イーグル5バーディ、
1ボギーの「64」とし、通算10アンダーの首位タイでホールアウトした。
ユ・ソヨン、パク・ソンヒョン(ともに韓国)によるプレーオフ1ホール目(18番)。
フェアウェイからの2打目をグリーン右奥のラフにこぼし、6ydのバーディトライを
パターで外して敗退した。
快挙を逃した畑岡は中継局のテレビインタビューに応じ、強風の中で「64」を
マークした最終ラウンドについて「イーグルも2つ取れた。自分らしい攻めの
プレーができた結果、このコンディションで8アンダーにつながったと思う」と
評価した。
幼少期から、米ツアーで活躍した宮里さんに憧れ、夢を膨らませて18歳で
海を渡った。母国でプロキャリアをほとんど歩まずに挑戦した米国は苦難の
連続。言葉の壁、文化の違い、生活環境にも適応できなかった。
一時、自らのゴルフを失いかけたが、徐々に自らの持ち味を発揮し始めた
今回で獲得賞金は、93万ドルを越えてランク2位に浮上となった、素晴らしい!