よくある話ですが、
スイング動画を見ると
自分の頭の中で思い描いている動作と
実際の自分の動作はかけ離れていたりします。



スイングをするのに
そのクラブの造り出す重さ、不可抗力に
その言葉の通り 抵抗することが出来ません。
スイングはその不可抗力によって
半分は作られてしまっている とも言えます。
どんなダウンスイングになるかは
どんなトップのクラブ姿勢で半ば決まってしまいますし、
どんなトップになるかは
どんなテークアウェイの経路やクラブ姿勢によって
決まってしまうと言えるでしょう。
スイングを考えていくのに
逆回しの考えは 一つのヒントだったりします。
例えば このようなトップのクラブ姿勢 であれば、
ダウンスイングで
右サイドがもぐり込むのは
仕方がないかも知れません。
☝ ココからダウンスイングを始動すれば引っ張る左サイドは 横方向ではなく
やや上方向に引っ張りますから
行き着く先にここになってしまいます。
行く方向も重要ですが
同時に、行く速度と言うのも重要です。
現実的に オジサンゴルファーにとって
ヘッドスピードを『上げる』というのは
ほぼ不可能に近い訳で、
同じスピードを維持できたとしても
ラウンド中や二日連続など
ドンドンへばるのが早くなります。
重さを上手に利用すれば
クラブを『速く』動かすコト ではなく
インパクトを『早く』迎えられるコト が可能です。
それもチカラ、筋力、体力ではなく
知恵で出来るわけですから
決して難しくは無いのです。