【読者様からの質問】
「倉木さま
いつもブログで勉強させていただいております。
以前、UTのシャフトについてご相談させて頂きました。
その際MCI100をお勧め頂き、アイアンのDGS200DST共に好調です。
ありがとうございます。
今回はドライバー、FWシャフトについてご相談させて下さい。
現在、ドライバーにはディアマナR60S、4WにはR70S、5WはB70Sを装着しています。
5番FW、アイアン、UTが好調な分、ドライバー、4Wが不安定で左右に散る事が多いです。
これはシャフトの特性、キックポイントによる原因、向き不向きもございますでしょうか。
アイアン、UT主体のスイングで考えると、ドライバー、FWにはどのようなシャフトが合うのでしょうか。
また、手持ちドライバー用シャフトでアッタスG7 6Sがございます。
引っかけが多く現在は使用しておりませんが、これはどんな特性のシャフトでしょうか。
クラブセッティングは
DR 917D2 9.5° 45インチ
4W 917F2 16.5° 43インチ
5W 913F 18° 42.5インチ
UT 816H1 21°23°
アイアン5番~ Z765
お忙しい所恐縮ですがご教示下さいませ。」
【倉木真二の回答】
MCI100は手元が硬めで先端に向かってなだらかに剛性が下がり、少し先端が硬めに仕上がっているシャフトです。
ディアマナRで少しばらつきがあるということであればディアマナBの方が安定する可能性はあります。
ディアマナBの方がRよりも先端が硬め、手元も硬めなので、よりMCI100に近いです。
なので、安定感を高めたいのであればディアマナBの方が良いと予想します。
5番のディアマナB70はタイトリスト 純正カスタムであれば1.0インチチップカットされていますので3Wは0.5インチチップカットのディアマナB70、1WはディアマナB60チップカット無し、という組み合わせが妥当なところになります。
アッタスは4U以外は手元の剛性が高く、そこから一気に剛性が下がり、さらにそこからは先端に向かってなだらかに剛性が下がるというタイプが多く、ムチのようなしなり方をするものが多いです。
ディアマナBやMCI、DSTよりもだるさを感じるしなり方をしますので、ディアマナRよりも弾道が散りやすくなると感じます。
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