20180204

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: これが問題『だうんスイング』④


全員ではないかも知れません、が
これがきっかけになる人もいるでしょう。

スイングは円弧です。
その円弧は前傾姿勢のせいで
斜めに傾いています。
さながら 土星の環のようです。

201505Trim (3)(2)(2)(2)(2)_Moment
201505Trim (3)(2)(2)(2)(2)_Moment(3)この二つの写真を見てわかる通り
実際には体が回っただけで
グリップの位置を大きく下げた訳では
ないのです。
腕を使っての グリップ自身低下は
30㌢程度で、下方向への動き
ですから これにはクラブや腕の
重さも加わっていますから
一握り分程度しか下げていない
と言えるんじゃないでしょうか
と思います。




クラブを握ったグリップの位置も
その斜めに傾いた環に従って
移動する訳ですが、
それは体が向きを変えるからで
自分の意志で グリップの移動が、
そしてヘッドの移動が 手によって
行われるわけではアリマセン。


グリップを自分の胸なり、
股関節から上の胴体を基準値とすると
グリップ自身の移動量は1mに満たない
おそらく ほんの30㌢程度 です。
それも 両腕の一連の流れをつかめれば
自分の意志で グリップを移動させるのは
テークアウェイを除けば
ダウンスイングの初期初期初期の5㌢程度です。
BlogPaintMVI_0750Trim_Moment(6)
円を描いて 1mも2mも移動する訳ではないのです。

そこが一点です。




次に ショットを安定させるのには
弾道において、どちらの球も出るところを
インパクトにしてはイケマセン。

どういうことか、というと
分かり易い方で言うと
スイングの縦の円弧、ヘッドの上下変化(高さ変化)に
おいて 最下点でボールをとらえる意識を持てば
下降軌道~上昇軌道 そのどちらもが訪れる可能性がある
というか そのいずれかになります。
正しい意味合い・表現はありませんが、
それは俗に言われる
インサイドアウト・アウトサイドイン
においても同じです。
IMG_0724









そうしないためにも
体の回転でグリップを動かし、
それによってヘッドを動かす習慣を
覚えなくてはイケマセン。

体で腕、そしてクラブと言う重さを引っ張れば
運動も加わるその重さによって
必ず 腕とクラブは遅れ、
体でボールをさばく時期を逸してしまうので
その代わりに 腕で弧を描かざるを得ません。

つまり 体のことも考えると
上下で言うと 下降
左右で言うと インサイドから
          の「過程」
それぞれが終わり切る前に
打ってしまうことを覚えたいところです。

それによって どちらも
逆球が出ない ミスが起こっても
寛容性が高い状態を造れます。
ミスっても使える球になる ということです。

 👉この発想は パターから始まる のです
  多くの人は パターはカップに入れるモノ と
  思っています。 それでは決して上手く行きません。
  パッティングだけでなく、ショット全般ですが
  (総称してショットと呼びますが)
  ショットはカップに入れるコト、グリーンに乗せるコト、
  フェアウェイに置くこと が最優先事項ではありません。
  それぞれのケースで
    任意の『望みの距離」を打つコト です。
  パッティングで言えば、そのパッティングを
  カップに沈めるコト ではなく、
  打ちたい距離を打つコト!
  それを続けていれば、
  トータルでパッティングストロークを少なく出来ます。
  それがパッティングです。
  入るか、どうかの問題ではないのです。



体で打ちましょう とは言いますが、
それを実現するには
腕の使い方によって いつの間にか体が回り、
その体の廻りに遅れが出ない腕の使い方を
覚える必要があるので
正直、それは平均的なゴルファーのクラブ使いとは
全く異なる ほぼ真逆な使い方 なのです。
故に 今の使い方、スイングに何か付け足す とか
何か変更する では そこに至るのはとても難しい
と言えます。

理解出来てしまえば、クラブの機能や重さによって
『仕方なくボールを打つ』 にとても近いので
やることが少ないですから とても簡単です。

多く動きませんし、速く動く必要もなく
ごくごく普通な距離は打てます。

無意識…ではありますが、
体の回転と言う 割と大まかな動きで
ボールを打ちますので、安定性も非常に高いです。

体を痛める可能性も非常に低いです。

クラブの機能を使えますから
ある程度のヘッドの重さ、シャフトの柔らかささえあれば
クラブ・ヘッド・シャフトの違いを感じ取れますので
それも楽しみの一つになります。
👉市販の平均的なクラブの
 ヘッドの重さやシャフトの硬さでは
 クラブからの声は 死にそうな蚊の鳴き声程度なので
 物足りないというか、もの悲しい感じです…かね。
 (これでも思いっきり褒めてるんですがね)



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