20170719
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフショット◇インパクトはいつ?
そのショットのロフトの効果、
ロフト角度そのものを決める要素としては
クラブそのモノで作る姿勢・ヘッド姿勢よりも
打ち手の体の姿勢の方が格段に大きいのです。
多くのゴルファーは自覚してやっていませんが、
例えば ボールを上から打とうとして
クラブ~ヘッドを下に振れば振るほど
その掛かってしまう下への重さを消す為
体は上を向き、左を向いてしまうので
結果として、上から打てず
煽り打ち・しゃくり打ち になります。
スイングの軌道は
①➡体(骨盤)の右向き 右サイドが高くなって行く
②➡体の正面向き *理想的にはインパクト付近まで左サイドが低い
③➡体の左向き 左サイドが高くなって行く
3行程・3個の時間割によって作られ
②の中でインパクトを迎えられるか、③に入ってからか
という事になる訳ですが
右向き~左向き
というのを向きではなく
ボールからグリップが離れていく・近づいていく
と考える方が 動作中は理解しやすいかもしれません。
スイングをこの角度から見た場合、
①テークアウェイ時の骨盤の向きでの
グリップの移動は 平面上、ボールから離れていきます。
②ダウンスイングに入れば
平面上、グリップはボールに近づいていきます。
一番近づいた、
写真上右に一番行ったところ付近がインパクトです。
③フォローになれば
体の回転によってグリップはボールから離れていきます
ゆっくりした素振りやショット練習・アプローチなどで
このグリップの移動とインパクトのタイミングが
どういう関係あるのか掴んでおくのも良いでしょう。
❶グリップがボールに近づいていく過程 の中に
インパクトが存在しているのか?
❷グリップがボールに近づいて「から」
インパクトがあるのか?
インパクトがどこに位置・どの時期にあるのか
が 同時にインサイドなどの複合軌道も判別できます。
❶の時間帯の中にインパクトがあれば
インサイドから打てている可能性は高いです。
❷の時期では インサイドから打てる可能性はなく
実際には打ち損じ・振り遅れの分類ですが
アウトサイドから打つことになります。
それを逆手に取って行けば
手先でヘッドを振って 軌道と作ることではなく
グリップがどの方向に動いていて
どの時期にインパクトがあるのか
✋グリップが下がっている過程の中にインパクトがあるのか
✋グリップが近づいている過程の中にインパクトがあるのか
✋インパクト付近でグリップの移動が減速・停止せず
加速過程の中にインパクトがあるのか
というのは 実はとても大切です。
ここでも スイングに規則を作る必要があるのは
体(骨盤)の回転を主にグリップを動かしていれば
グリップの下がっている イコール
グリップのボールに近づいている
になりますから、スイングの安定化が簡単になります。
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