20170705

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 飛ばせるゴルフスイング③


ドライバーショットは通常、ティーアップし
3センチから5センチほど空中のボールを打ちます。
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そのティーアップとその分ボールを左に置く
という行為が 無意識な(意識してはイケナイ)
上昇軌道時のインパクトを生み出します。

上昇軌道時のインパクトは
その軌道により 高い打ちだしを生み出し
その軌道に対するスピン効果の減少 という
自分のヘッドスピードでは使いきれない
少ないロフトのクラブを打つのと同じ効果を創りだします。
それが飛距離になるのです。

ただ この点に於いて多大な注意が必要で、
ティーアップという補助器具を用い
空中にあるボールを打つことの許されるティーショット
だけの 限定的な例外的なショットで
上昇軌道時のインパクト ⇔ アッパースイング
これをそれ以上『意図的に作り出す』ことは
地面からボールを打つ通常のショットに阻害します。

ティーアップ分のアッパーまでは問題ありませんが、
それを超える意図的なアッパーを続けると
地面からのショットでボールを置き位置を中に、や
上を向いて煽って打つことによる腰や首の痛み
を必ず招きますので この点は注意です。



それを除くと ボールを飛ばす単純な秘密は
やはり ロフトにあり
自分の使えるロフトという範囲の中で
出来るだけ ロフトを寝かせない ことが重要です。

スイングの軌道は
体の回転と前傾姿勢によって
インパクトまでのヘッドの通る過程の基本は下降軌道
左サイドが右サイドよりも低く、左股関節に前傾姿勢が
あることが一つの基本ルールになります。

そして クラブの姿勢、ヘッドの姿勢は
その下降軌道に対し 直角となるような姿勢 となりますから
ある意味、下降軌道分、シャフトは左に傾き
形式上、ハンドファーストになります。
スナップショット 2 (2013-03-12 19-01)

ドライバーであれば
クラブの中では一番長いモノ ですから
その分 ほかのクラブに比べ 起きた前傾姿勢によって
緩い入射角度になります。

その入射角度、そのクラブ姿勢、ヘッド姿勢が
オリジナルのそのクラブの ロフトや長さの役割 です。
ミスを除けば 打つ前にそのクラブによって
弾道はあらかじめ決められたものです。
それが ゴルフスイングの基本ルール です。

ですので 自分の腕さばきによって
スイング軌道、クラブ姿勢やヘッド姿勢を決めてしまう
現代のスイングプレーン論には
そのルールがなく、毎回 無限の組み合わせから
それを新たに生み出すことになり
再現性が乏しくなります。

ロフトを立て、ボールを上から打つ
というのは作り出すものではなく、
あらかじめ 物理的に決まっているもの と
理解しておいてください。

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