20170706

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 飛ばせるゴルフスイング④



ゴルフのスイングは
その規則…ルールを着実に守れば
誰でもそこそこに飛ばせるようになります。
それは ゴルフクラブ構造とスイングのメカニズム
によって ある程度保証されているからです。

スナップショット 3 (2017-06-28 19-07)


例えば
俗に言う、ボールを上から打つ というのは
特別なテクニックではなく、
体の回転と前傾姿勢によって
基礎は作られています。

それと同時に 「ロフトを立てる」
というのも同じです。

腕の補正や補助は必要ですが、
体の回転を主にクラブを移動させられれば
前傾姿勢の分、クラブヘッドは上からの入射角度を持ちます。
そして その入射角度分
ロフトは地面に対しては立った状態、
入射軌道に対して概ね垂直な状態を作ります。


この仕組みそのものに
とてもスペシャルなテクニックは必要ありません。


前傾姿勢が維持される回転
体の向きが主となって移動するグリップさえ
あれば 前傾姿勢分、ロフトは立つのです。

ゴルフのスイングは
インパクトに入ってくる過程で
ロフトが立っていれば、概ね上から入ってきます。
その逆も同じで
上から入ってくる場合 ロフトは立っています。
IMG_0607

クラブの構造上、
ロフトが寝ている場合(地面に対して開いている状態)
この場合、ヘッドが上から入ってくることはかなり困難で
煽り打ち、すくい打ちになっていることが殆どです。

絶対ではないのですが
特別なテクニックを使わない場合
ロフトが立つ ➡ 上から入ってくる
ロフトが寝る ➡ 下から入ってくる
その逆に起こりえない と言えるほどです。

IMG_0610

インパクトを概ね 体の正面 と捉えると
その間での時間は 左サイドの方が右サイドよりも低く
その胴体・上半身の関係が ちゃんとそこから生えている両腕
にも反映していれば、ロフトが寝ることはなく、
シャットが形成されます。
しかし、スイングの過程で 腕も含めクラブの重さ というのが
打ち手の動作、次の行動や姿勢に多大な影響を与えるため
ダウンスイング時、胴体の左サイドの方が低くても
右腕の方(左上でに比べ)が低い、
右ひじの方が低いになってしまうと
自動的にロフトは寝て、煽る姿勢、
しゃくる姿勢になってしまいます。

飛距離にとっては運命の分かれ道です。
imagesCAXUT058

ダウンスイング時に その体の姿勢なりに
シャットが出来ていると クラブの重さ、ヘッドの重さは
グリップをスイングの進行方向、左方向に押します。
そのことが 左サイドの低い時間の維持にも有効な為、
より 上から、よりロフトを立てられることを進めます。
逆に クラブが寝る姿勢、右腕の方が低い姿勢が
出来てしまうと、グリップには上へと向かう重さ、
移動を妨げる重さが掛かってしまうため
煽り打ちの促進だけでなく、グリップの移動を妨げます。
シャットにするか、シャットを造れないか
は ボールを無理やり力で飛ばすのではなく
クラブの構造を利用して楽に飛ばす分岐点です。

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