20170620

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: イップス製造機とはさよならしましょ


この10年、以前よりも
パッティングやバンカーを苦手とする
ゴルファーが急増しています。

また以前ではなかったような故障
首のトラブルを抱えたゴルファーも
少なくありません。

軽いヘッド/硬いシャフトのクラブ ですから
ショットだけでなく、
パターであっても振り回さなくては飛ばない
のは仕方ないかも知れませんが・・・。

本能的に 飛ばない用具への反応
 というのが現代のスイング論の起源だと思います。
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残念ですが
現在、主流パッティングストロークの
ショルダーストロークは振り子の発想です。
スナップショット 1 (2013-04-13 23-00)スナップショット 2 (2013-04-13 23-00)







よく考えれば分かりますが、
体とクラブの構造上、振り子の支点になるべき部分は
パッティングストロークには存在せず、
振り子として 互いの先端同士が反対に動き合う形になります。

非常に 原始的な、ある意味幼稚な部分なのですが、
ショルダーストロークに於いて
フォローを出せば 出すほど 頭は右に傾きます。
あごが進行方向に出るような姿勢です。

ヘッドが上昇過程になれば
前に出れば、その分 先端の対になる頭は右に倒れますので、
アドレス時に想定している筈の ヘッドの弧の最下点は
必ず 右にずれます。

パターでダフル人 いますよね?
putting

ですので、アドレス時にセットした
ヘッドとボールの関係、ここを最下点としている限り
必ず 上昇過程でインパクトすることになります。

ボーリングで ボールを空に投げるような球質に
なるという事ですね。

考えてみれば分かりそうなものですが、
ボールの飛ぶメカニズムというのを
全く無視し、単に○○プロがやっているから
という指導法の限界が来ていることに気づかないと
教える側の必要性がどんどん失われてしまうと
思いますよー。
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