20170505
鹿又芳典ゴルフブログ: ROMARO TYPE-R
ROMAROさん。今年はTYPE-Rの年になります ROMAROさんのモデルは基本的にVシリーズ・αシリーズそしてRシリーズの3つのラインナップで構成されていて、Rシリーズはちょうど中間的(難しさとやさしさ)なモデルになります ここは一番需要が高いところですがその分、求められる事も多く「どういう形で表現」していくかがメーカーさんによって異なってくるところです。
今回のRシリーズを勝手にお話しさせていただくと「飛距離」「寛容性」「打感」「アライメント」の4つに加えてセットでの統一感を大切に作られているように感じます 飛ぶのが当たり前になっている今の時代、このあたりの造りこみにどれだけの時間をかけていくかという部分は、メーカーさんの熱意と完成度が比例していると思います
フルモデルが同時に発売されず、まずはアイアンとUTが今回市場に投入されました。
ROMAROさんと言えばUTて゜しょってことでここから少しお話しさせていただきます チタンカップフェース&ステンレスボディの2ピース構造はそのまま、Vシリーズから採用されているソールのM字型のポケットは打点下部のズレに対してとても有効な設計です。これはUTとしてはラウンド中とても強力な助けになる構造(スピン量の変化が少なく縦距離がズレにくい)です。 ここにフェースの肉厚の変化も加わりさらにオフセンター時の強化になりプレーヤーにとっては「やさしさ」を強く感じてもらえる部分だと思います
そして今回注目したいのがクラフトパーツが採用されたことです これはシリーズの1W・FWにも採用されていますが画像でいうとRAYという6角形の部分の中でウエイト可変ができて重さだけではなくヘッドスペックにも変化を起こせるようになりました。 そこをとってつけたようなウエイトにしていないところもROMAROさんの拘りなんだろうなって勝手に想像しています 以前にもここで書いたように「質の高いパーツ」が増えていくことは僕たちにとってもお客様にとっても嬉しい事だと思います 可変や調整幅が大きくなればなるほど、お店によって色々な味付けが出来てきます。そこを探していく作業が増えていくことははある意味で大変ですがここは今まで出来なかったことが出来るようになるという可能性を信じて積み重ねていきたいと思います
次回はアイアン編を
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