20160530

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ゴルフスイング◇ディッシュアングル

質問です。
スイング中のディシュアングルの維持で
良い方法はありますか?



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質問ありがとうございます。
まず ディッシュアングルとは
左腕を基準に腕とシャフトの角度差のことを言います。
ディッシュ~浅いスープ皿の底のような
だいたいですが 120度くらいの浅い角度差のことです。

どの場面で…という事が問題にはなると思いますが、
逆に ディッシュアングルが解けやすい状況を
考えてみましょう。
ゴルフクラブ、特にヘッドの部分は
自分側に鎌首をもたげています。
地面側に垂れている訳ではありません。
そして 知っての通り クラブ全体の重量の
6割以上の重さが先端のヘッドに集中しています。
ヘッドの重さでヘッドそのものが動いてしまう 状況が
出来てしまえば 運動も加わっていますし
それはとても重たいもの ですから
腕自身では支えきれないでしょう。

また腕をひねる、腕をロールするような状態
ゴルフに置いて腕をひねる動きは
腕を伸ばそうとする行為です。
特にテークアウェイでその状態を作ると
左腕を伸ばそうとする行為と同一ですから
これもまた ディッシュアングルを維持しにくい状況が
出来てしまいます。
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これはどちらが卵で、どちらが鶏なのか
複合要素なのか個々のケースによって異なるので
はっきりとは言い切れませんが、
前傾姿勢を消失してしまう状況が出来れば
ディッシュアングルを維持したら逆にボールは打てません。
それぞれが絡み合っているので
どちらがどちらとは言えませんが
→テークアウェイ時に左腕でクラブを動かさない
→ダウンスイング時 クラブの重さでグリップを動かす
→重さ「も」使ってグリップを動かすことによって
 クラブや腕の重さが左サイドに逃げますから
 それによって前傾姿勢を維持させる

という連携が必要になります。

ダウインスイング時の話になりますが
左腕とクラブの角度 をディッシュアングルと言うのですが
意識するのは 左腕の手首のトゥーヒール方向ではなく
左手首のコッキングアングルではなく
それを 右手のスナップホールドに
 右手の手首がスナップとして甲側に折れていて
 それが維持される というのにすり替えてあげる
 と
結果として ディッシュアングルは維持されます。
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