高反発長尺ドライバー
以前も書きましたが、僕はアンチ高反発ドライバー。特に、フェースを削る高反発加工が好きではありません。心情的な問題ではありますが、高反発にしても飛ばないだろうという気持ちがあります。クラブはやはり全体のバランスが大事だと思います。
しかし、売れてるみたいですね、高反発。いろんなメーカーから発売され、最近では地クラブ系だけではなく、プロギアからも出ています。それだけニーズがあるんだなと。
先日、プロギアの高反発ドライバー「金エッグ」とその長尺モデル、そして適合モデルの「赤エッグ」を試打する機会がありました。シャフトはM-40で僕のヘッドスピードだと軟らかすぎるくらいです。少しゆっくり目でスイングしました。
これが、高反発モデルのほうが明らかに飛びますね。
「赤エッグ」はHOTLISTでメダルを受賞してるクラブですが、「金エッグ」の前ではほとんど噛ませ犬なみです。「赤エッグ」もヘッドスピード遅めでも高弾道低スピンになりやすく、なかなかいいクラブでしたけど。
高反発の「金エッグ」は初速が速い。明らかに適合モデルより飛びます。
シャフトも含め、クラブとしてのまとまりがいい気がします。そのあたりは単にフェースを薄くするのではなく、それ用に設計されたんだなと。ヘッドの出来がいいので驚きました。ヘッドスピード速いとまた違うかもしれませんが、40m/s前後の人にはかなり武器になりそうですね、高反発。
話題の高反発ボール!
あと、なんといってもこのボールですね。
不適合高反発ボールの『飛匠』です。
いろんな人に勧められて、半ばいやいや試しましたが驚くほど飛びます。笑っちゃうほど。
計測器のある試打室で実測してみましたが、同じような感じで打っても、ボール初速が2〜3m/s伸びてます。考えられない数字です。
ディスタンス系だけにスピン量も減らせるので、とにかく飛んで、なおかつ曲がらない。すごいボールだと思います。
もっともうまい話ばかりではなく、アプローチがかなり難しいです。
中距離のウェッジショットだとポッコンになりやすく、ピッチエンドランはボールがグリーンになかなか止まりません。打感も硬くて、コントロールするのは難しいかなと感じます。
でも、飛ばしたい人は慣れる価値があると思います。そのくらい飛ぶし、曲がりにくいです。
というわけで、高反発ドライバーと高反発ボールでどこまで飛ばせるか、最長不倒に挑戦したくなりました。
ルール違反なので、ゴルフとは呼べないかもしれませんが、ゴルフの崇高な精神はひとまずおいておいて、趣味の娯楽としては、楽しいんじゃないかと思います。
飛ばしたい人は、ラウンドが楽しくなると思いますし。
コンペティションだと問題ありそうですけど。ボールはハンデを背負ってる感じもありますしね(笑)