20160331

ModernSwing21: テイクバックで腰を止めると手打ちになる?!


Question

ゴルフのバックスウィングの話なんですが
肩から始動するとして、腰を動かさないようにすると
手打ちになっていますんですが、少しは腰も回したほうが
いいのでしょうか?
肩まわすだけだと、腰との捻れ差は生まれますが、力がはいりません。


Answer

腰をできるだけ回さずにテイクバックをして打つのは
ワインディングという技術で、90年代後半から世界の主流となっています。
日本ではまだこの技術を取り入れている選手がほとんどいないのですが
どこでその技術を習いましたか?

このワインディングを取り入れるには、バンプの踏ん張りや腰の開き方や
引き落としなどの技術も一緒に習わないと上手くいきません。
通常のスイングとはタイミングが違います。

腰は20度程度は回さないとDRなどはトップが浅くなってしまう人がほとんどです。
ヤニーツェンなどはほぼ0度でも肩は90度回っていますので
体の柔らかい人はそれでも良いのです。

要は張りです。
上半身と下半身の捻転さによって胴回りの筋肉や左脇の筋肉に張りができます。
これがいわゆるエネルギーを貯められるタメなのです。
この張りを大きくしてタメのパワーを大きくするのがこの技です。

ワインディングでテイクバックをするとトップでは止まっていられません。
止まっていられるのはこの重要な張りが少ないということです。

したがってこの張りを作ってトップへもっていくと一瞬にして
すぐに切り返しが始まります。
したがって、体重移動はテイクバックの9時あたりから、そして
バンプはトップに着く直前くらいから開始しないと間に合わないのです。

また、バンプや蹴りを大きくするには、このワインディング技術は
マックスでは使えなくなるかと思います。
この三つは4~8割程度に取り入れて、バランス良く調整して
仕上げるようにしましょう。










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