


ザ・ホンダ・クラシック 2日目
石川プロは、5アンダーのスコアーを出して
トータル1アンダーの10位タイで今年初の
予選突破です。
やはり、素直に嬉しいですね。(笑)
「ボールがピン筋に飛んで行くっていうの久々に感じた」
そうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150301-00000001-alba-golf
そこで今回のテーマです。
「ピン筋にボールを飛ばす為に一番大切な事」とは?
それはピンに向かってストレートを打つ事です。(笑)
ストレートを打つ事はプロでも難しい事ですよね。
しかし石川プロの中学・高校時代の弾道は既にストレートでした。
藤田寛之プロが良く言う「でんでん太鼓スイング」です。
切返しで下半身から回転させて、インパクトまで膝の
高さを変えないスイングでほぼ完成していました。
それでもUSPGAでの優勝を視野に飛距離アップの為
スイング改造を2011年から始めました。
「腰を回す」から「腰を切る」スイングへの改造です。
所謂インパクト直前に左膝を回すスイングから左膝を
伸ばすスイングへの改造です。
残念ながらその後の石川プロの特にドライバーショットは
プッシュにフックと左右へ散らばりスコアーが安定しません。
スライスとフックならウィークグリップに問題がありますが、
プッシュが出るという事はストレートを打っても、
ピン筋に打てないという事で他に問題があります。
前回紹介した2015年のドライバースイングを見ても
その不安材料が出ています。
http://news.golfdigest.co.jp/
特に「ピン筋にボールを飛ばす為に一番大切な事」で
中学・高校時代にできていた事で今できていない事です。
皆さんは分かりましたか?
それは
「スイング中にスイング軸を目標線と直角に保つ事」です。






右へ傾いているとプッシュが出やすくなります。
それを嫌がってリストターンをするとフックが出やすくなります。
下の和傘の写真を見て下さい。

目標線と直角に前傾した和傘は目標方向への球出しが簡単ですが、
右へ傾いた和傘は目標方向より右へ飛び出す為にピン筋への
球出しが難しくなります。
体重移動を利用する時でもスイング軸は目標線と直角を
維持しましょう。



つづく
このブログではK1Hスイング理論を紹介していますが
Hスイングに関しては詳細を説明しておりません。
一見棒立ち風のK型アドレス1軸スイングを真似て
ダフらなくなったが飛距離が出ないという方は
Hスイングの修得が必要です。
Hスイングはアドレスだけでなくテイクバックでさえ
従来のスイング理論と考え方が異なっています。
詳細はこちら
http://k1h.ehoh.net/
K1Hスイング理論としてはこのスイングが完成形です。
最近のベンはジムトレーニングによる筋力の増加でヘッドスピードが
上がりXシャフトのクラブを使用しています。
ジュニアやアマチュアでシングルを目指すゴルファーの皆さんは
このスイング動画のリズムを今後とも参考にして下さい。