20141219

VIVAさくら&琴乃VIVA女子ゴルファー: さくらちゃんのパーオン率

さくらちゃんのパーオン率変遷です。


     パーオン率  順位 ()内は日本人での順位


2005 67.6714  11位 (7)


2006 71.0096   2位 (2)


2007 70.9764   1位 (1) 


2008 73.7157   2位 (2)


2009 71.6971   1位 (1)


2010 71.8954   1位 (1)


2011 69.0387   6位 (4)


2012 66.4957  18位 (11)


2013 69.0705  15位 (10)


2014 71.5556   7位 (4)




さくらちゃんがショットメーカーと言われるのは2006年から2010年までのパーオン率の高さに理由があります。5年連続70%を超えていたわけです。パーオン率70%というのは3日間大会だと38ホールでパーオンしていることになります。パット次第では2桁のバーディを獲ることが可能な数字です。パッとやアプローチも上手く噛み合えば2桁アンダーとなり優勝を狙えるスコアになります。




今年、パーオン率が2010年以来の71%台になっているにも関わらず、パーオン率の順位は7位でした。テレサさんの74%台、イボミさんの73%台という数字は立派です。この2人、同じようにパーオン率が高いですが、少しタイプが違います。テレサさんは抜群の飛距離でセカンドショットを短いクラブで打てる選手です。イボミさんはアイアンの精度が高い選手です。さくらちゃんは外国人選手の大量流入までは飛距離優位でしたが、最近は違います。イボミさんのようにアイアンの精度で勝負しなければなりません。54ホールで1ホールしか違わない2%強の違いですが、グリーンのどこにオンするかで違いがあったのでしょうね。




そういえば、今年のアメリカツアーでは平均総距離が長くなっていたそうです。飛距離優位のアメリカ人選手に有利になることを意識したのかも知れません。


飛距離だけがコース難易度を挙げる要素ではありませんが、逆に、国内ツアーでは総距離が短縮された試合が目立ちました。


コース設定を難しくしたことで技量が上がっている・・・・などと協会関係者が話し、それを大本営発表のように信じ切っているファンも居ます。よくデータを見てほしいものです。


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