20140827

パット上達ブログ: バークレイズ最終日

PGAツアーのプレーオフ初戦はH・メイハンが制しました(通算-14)。



2打差の2位にS・アップルビー、C・トリンゲール、J・デイ。



更に1打差の5位にはE・エルス、W・マクガート、M・クーチャー。



メイハンで思い出すのは、昨年のカナディアンOPNの最終日、首位に居ながらご夫人の出産に立ち会うとのことで、急遽デフォして駆けつけました。



今回はご夫人とその時に生まれたお嬢さんが応援に駆け付けていました。



いいですね、こういう家族愛。



日本人選手では石川遼が良いプレーをしました(19位T、通算-6)。



対照的に良くなかったのが松山英樹(30位T,通算-4)。まあ、結果は思った以上に悪くはなかった、でしょうか。



メイハン、石川、松山のこの試合のSTATSを覗いてみました( )内はランク、Tは省略。



         メイハン     石川      松山

FWキープ%  62.5(37) 42.9(69)  80.4(3)

パーオン%   80.6(1)  58.3(65)  73.6(5)

SGP      1.04(15) 1.85(4) -1.45(69)

平均パット数  1.66(10) 1.60(2)  1.85(69)



石川と松山は対称的なプレーのパフォーマンスと言えます。



石川はショットが悪いのをパットでカバー。珍しく素晴らしいパットデータを残しました。



一方の松山は、ショットが滅法いいのにパットが最下位(2nd カット後の)。4日間のパット総数=120でしたので、よくもまあ30位に入れた、と驚くくらいです。



で、メイハンの勝因は?となりますが、ショットの良さでパーオン率がトップだったからと言えると思います。飛ばし屋ではないですが、トータルドライビングのランク8位と言うことから、正確性の高いショットが2年ぶりのV(通算6V)に貢献していると言えます。



なお、今季通算の3人の別のデータでは(同順)

Smash Factor 1.484(16) 1.479(118) 1.480(112)

SGP      0.436(30) 0.155(68)  -0.211(144)



この数字から、松山の最近のパットの不調が見えてきます。この試合でも3日目、4日目とパットに苦しめられました。



Smash Factorとは日本の業界ではミート率と言われるもので、ボールの初速をヘッドスピードで割った値です。



ランキングへの投票をお願い致します。











from パット上達ブログ