パッティングのラインで完全に真直ぐと言うのはめったになく、ほとんどのパットラインには曲りが含まれます。
曲がるラインであれば、ボールのスピード次第で、カップインのラインは何通りもあり、これはゴルファーはどなたも経験しているのですが、誤解もあります。
スピードが違えば、ラインは異なりますから、、ただ単にも「う少し強ければ入ったのに」ということは正しくなく「もう少し、ラインと強さが違えば入ったのに」というのが物理的には正しい表現です。
言葉尻の問題ではなく、正しく表現すれば、と言う意味です。
なぜなら、「距離勘を高める9」の図で示したように、強ければ図2のようにはならないからです。図を拡大してご覧になってください。
今日申し上げたいのは、これもどなたもご存知ですが、ボールのスピードが決まらなければラインは読めない(決められない、が正しい表現だと思います)わけですね。
タッチ(距離)を上手く出せるゴルファーは、距離勘が良いわけですが、そういうゴルファーは出球のスピードを大事にしているようです。
そして、10mであれば出球のスピードはこのくらいとイメージを作り、そのスピードになるようなストロークをなさいます。
昔の話ですが、私がパットした途端に「ショート、ショート」と言われたことが有ります。確かにその通りになりましたが、自分では距離勘は悪くはなかったと思っていたので、驚きました。
声の主はHDCP=6の方で、その方は必要距離を出すのに出球のスピードでコントロールしていると仰ったので、とても自分には真似のできないことだなと脱帽した次第です。
どうやら、距離勘の良い方は大なり小なり、スピードでイメージし、そのボール初速を得るためにヒットする強さや、ストロークの振り幅でタッチを得ているように思います。
これ(スピード→タッチの関係)は天性の持ち物だと私は思う(私は持ち合わせていない)のですが、その方は経験から得られたと仰ってました。
プロでも、このような(スピードの)イメージで距離勘を出しているということも雑誌で読んだことがあります。
ボールのスピードは(均一なグリーンの場合)出球がMAX、止まってZERO。その間のスピードは二乗曲線上を減衰しながら転がって行きます。直線的にスピードが減衰するのであれば、イメージしやすいのでしょうが、、、。ここにもゴルフの面白さ(難しさ)がありますね。
このスピードイメージ法は万人に通用するやり方ではないかも知れませんが、試してみる価値はあると思います。
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from パット上達ブログ