20140926

パット上達ブログ: PGA3人のSTATS

開催中のライダーカップもPGAtourに組み込まれていますが、個人戦としてのツアーは終了しているので、3人の主要STATSを覗いてみました。



勿論、対象はベンチマークであるR・マキロイと日本期待の松山英樹と石川遼です。



PGAツアーはまさに「ビッグデータの時代」を地で行くように各種のデータを揃えているので、我々素人にも各選手のパフォーマンスが分かるばかりでなく、選手自身は他の選手をベンチマークに自身の課題のクリアーに役立てるようになっています。



データは9/25時点ですが、適当に四捨五入しT(ランク上のタイ)は省略、()内はランク。



       R・マキロイ  松山英樹  石川遼

世界ランク    1       20      82

飛距離yds    311(3)    295(51)  291(80)

FWキープ%   59.9(108)  61.5(79)  53.3(169)

パーオン%   69.4(6)   64.0(116)  65.0(92)

トータルドライビング 111(16)   130(31)   249(159) 

SGTTG      1.99(1)   1.47(6)   0.16(84)

SGP       0.27(41) -0.39(156)  0.10(81)

SGT       2.27(1)   1.080(15)  0.26(73)



SGTTG:Strokes Gained Tee to Green

SGP: Strokes Gained:Putting

SGT: Strokes Gained:Total



「全英OPN」「BS招待」 「全米プロ」と立て続けに勝ったマキロイは賞金ランクでも首位ですからベンチマーク選手としました。



マキロイはFWキープ率は大した数字ではないのに、パーオン率が良いと言うことはパワーがあってラフからでも乗せて行けると言うことですね。

ショットが良くてパットはまあまあというSTATSです。



松山は今季1勝、後半はショットが良くてパットが足を引っ張った1年でした。それでもSGTのランク15位ですから、1勝もかくありなんですね。これが1勝のレベルなんだと言う認識の下今後更なる向上を期待しています。

来年度の課題としてはパット。



石川は2013年度のパットのSGP=-0.665(173)でしたからパットが数段良くなって来ていますが、ショット関係は2013年度に比べて若干悪くなっているのが気になります。



石川のパットが良くなってきたのは、米ツアーのグリーンの芝質や管理品質などへの順応でしょうか。来季(と言っても10月から始まりますね)は是非1勝を挙げて欲しいと期待しております。



松山も2年目ですから、石川同様グリーンへの対応力を高めて、2勝目3勝目を目指すよう期待しております。



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