「どう グリップするか?」
グリップ(握り)を覚える際のポイントの一つに
クラブヘッドは自身の重さや運動によって
自然に遅れる。。。右打ちの人であれば
からだの右にズレる訳ですが
その遅れ・遅れるコトを どうするのか?
というのがあります。
ベースボールは幾つか理由から論外としますが
(読んでいけば理由は分かると思います)
よく言われる オーバーラッピング、ベースボール、インターメッシュは
握力や手の大きさ など応じて 好みで良いと思います。
①ヘッドの遅れをどうするのか❓ どうしたいのか❓
スイングの動作中、シャフトの押しにも手伝って貰いますが、
自分の動作によって グリップを移動させ、
ヘッドは その重さと運動分 遅れます。
右打ちの人の位置関係で言うと
グリップはからだの幅の中にあっても
その遅れ分、ヘッドはからだの右にズレます。
その遅れによって ヘッドがどういう姿勢を取るのか❓
その遅れを どういうヘッド姿勢にしたいのか❓
それを表現するのが グリップ(握り) と言っても良いでしょう。
ヘッドが(からだの右に)遅れたのを
ヘッドの開き、フェースの開き にしたいのか❓
ヘッドが(からだの右に)遅れたのを
ロフトの立ち、フェースの下向き にしたいのか❓
によって グリップは大きく変わってきます。
また スイング全般と関わりますが、
▲ヘッドの遅れを 「遅れっ放し」のまま、ボールを打つのか
それとも
▲ヘッドの遅れを「取り戻すコト」で、ボールを打つのか
によって グリップ(握り方)は大きく影響を受けます。
逆を言えば スクエアに握っていた としても
自分のショットを数度して どう握り変わっているのか
が 自分のクラブ扱いを表している と言っても良いほどです。
【既にグリップの形があり、過度なフックグリップの場合】
スイングの中に
左グリップを支点として ヘッドを振る動きが有る限り、
必ずと言ってよいほど 左だけフックグリップ傾向が強くなります。
そして これは
→ラウンド中の握力低下
→フックグリップ度合いの増し
→アドレスやボールの位置の乱れ
につながるので 形としての過度なフックグリップを消すのではなく
ボールをつかまえる行為の間違いを是正し、
支点としての左グリップを辞めるコトをした結果の
過度なフックグリップの是正の道をお薦めします。
*過度なフックグリップとフックグリップ気味の違いは
左右のグリップの離れ具合
アドレス時の左手首の甲側への折れ で判別下さい。
握り に伴う 両手首の動き ですが、
よく言う ディッシュアングルも含む、縦方向の ライ方向の動き
言葉では 「コッキング」と呼ばれるモノですが
これは元々 遊び程度 にしか 稼働領域が無く、
意図的にするモノ ではありません。
クラブヘッドの形状、構造上、ヘッドの方が高くなっていれば
鎌首をもたげたその形状が 自然なコッキングを生みますし、
逆に それはロックして、全く無くても問題ありません。
グリップはどうしても ゴルフクラブの機能を活かす都合上、
左右のグリップが同じ場所を握らず、ズレて握ります。
そのズレは そのまま アドレスに影響します。
左のグリップを支点に ヘッドターンさせる人は
ラウンド後半、握力の低下…によって
>>>より 深いグリップが必要になります。
左グリップを深いフック にすると
右手が入る場所を失いますから
より 左右のグリップは離れ、
>>>それがアドレスの乱れ 崩れ につながり
セットアップ時の向きやボールの位置がズレ
ミスショットの大きな要因になり得ます。