JビームシリーズのBM535 (ジェージーイー) を検証する
ヘッドスペックデータ
体積 | 慣性M | 表示 ロフト | リアル ロフト | F.P. | 重心距離 |
437.5 | 3867 | 10.0 | 10.5 | 19.4 | 34.2 |
重心深度 | 重心高 | 有効打点 距離 | 有効打点 比率 | 重心角 | インパクトロフト |
32.8 | 32.8 | 21.7 | 39.8 | 19.7 | 13.2 |
【スペック解説】
- 飛び出し性能とスピン量 -
想定インパクトロフトは、
表示ロフトに対し標準やや低めの13.2度
有効打点距離は21.7mmと標準
フェイス面スポットから、
フェイスセンターでヒットのスピン量増減
+405rpmやや多め
- 操作性 -
慣性モーメントは体積的には小さい
重心距離は34.2mmと超短め
重心角は19.4度と小さめ
慣性モーメントは小さい
フェードヒッター向け操作性
- スポット位置 -
ほぼフェイスセンターややヒール寄り上
以上から
【性能分析】
重心距離が短く、重心角が小さいのが特徴
つかまり過ぎるのを嫌うフェードヒッターが好む操作性
ただ、スピン量は多めの設計のため
上下に打ち分けることによって、
スピンコントロールしたいプレーヤー向け
今回、フェードヒッター向けと書きましたが
元々ヘッドの小さなクラブを使用しているドローヒッターには
ドンピシャでマッチする可能性あり
こぼれ話…
あくまでも私の知識内のことで、
事実関係をメーカーに確認しての話しではないので、ご注意ください。
ロフト展開は、9.5~12度
本体にロフト表記が無いので、
多分2~3モデルの基ヘッドが有り
その中での、バラつきを利用して、
リアルロフト的に振り分けているのではと…
ただ構造が精度の高い2ピースのため、
鍛造4ピース構造よりバラつきが少ないので、
3設計基準ロフト(10・11・12)での展開と予測
地クラブ系は、
重心距離が極端に短いか、
長いかのケースが非常に多く
今回のモデルも小さい部類
from もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄