渋野選手のスイング改造は、2017年のプロテスト後に始まり、2018年にはプロテスト合格やQTから2019年のツアー参戦、そして国内メジャーで優勝後、世界メジャーでも優勝という快挙という順調すぎる進歩をしてきました。
渋野選手のスタッツを見ると、パーオン率は意外に低く70.7573で24位、飛距離は248.21で12位、パーオン時の平均パット数は1.7582で2位、1位は鈴木選手、リカバリー率は64.4612で11位、平均バーディー数は4.0で1位、トータルドライビング4位ということで、ショットはトップクラスでパットは超トップクラス、という印象です。
全英でもパットが入って優勝した印象でした。ということは、ショットはまだまだ進化させたいのではないでしょうか?既にメジャーに勝ったしまっているので、次は他のメジャーが欲しくなるでしょう。そして、いろんなことをするわけですが、更に上を狙って自滅することはよくあることです。タイガーにしても、スイング改造中で完成未満だった2001年あたりが最も強かったわけで、そこからもメジャーに勝ちましたが、ピークは既に若くして過ぎた印象でした。
果たして、渋野選手の場合はどうなるのでしょうか?ゴルフって不思議なもので、とても調子が良く、完璧に仕上がったイメージで「よしやるぞ!」と思ってやる時より、完成してないイメージで少し不安がある方が結果は良い、なんていうことがあるものです。渋野選手にとっても全英は、出来過ぎだったことでしょう。
それをどう考えるのか?今後が楽しみですね・・・
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from まる得!ゴルフレッスン公開