今回、パーゴルフでの連載
「適度な深さのクラブ知識ギアマニ予備校 」に関して
各ヘッドのスペックの平均値が必要で、
アイアンの分析を行ないました。
元々、私のフィッティング自体は
受けるプレーヤーの使用履歴から、スペックを判断するので
市場の平均値はあまり必要でないのと、
特にアイアンに関しては、
9割が軟鉄要望の方が多いため、
あえてアイアン全体の分析は行なってきませんでした。
ある意味、今回の連載がきっかけで、良い勉強になりました。
分析対象は2013~2014年の発売モデルが中心で、
全188モデルを分析しました。
構造別平均値性能設計スペック比較表
※全体は、188モデル(軟鉄108 SUS41 複合39)の平均
重心距離
平均37.3mm 最大44.7mm 最小32.3mm
重心角
平均11.4度 最大21.1度 最小7.1度
以上から
ドライバーと同じように、操作性の目安である2つの指標は幅広いです。
改めてアイアン全体を分析すると
ある程度知識がないと、選択が難しいと感じました。
アイアン選びのポイントは
①ドライバーとの操作性を気にして選ぶこと
ポイントは
重心距離で、W1の重心距離より短いことが必須
②素材及び、構造を知ること
こだわるなら軟鉄
でも注意が必要で、
ポケットキャビティーの軟鉄は、
純粋にフェイスが20Cや25Cの軟鉄でないことがあります。
※本体が軟鉄だけど、フェイスがマレージングのモデルも有ります 。
飛ばすなら
本体SUS鋳造+高強度マレージングSUSフェイス
※ONOFFなど
ミート率UP安定を補うなら
本体SUS鋳造+チタンフェイス
※XXIOなど
コストパフォーマンスなら
SUS鋳造
構造、素材を把握して、その特性も理解した上で
より自分の求める性能設計、素材のヘッドをチョイスしてください。
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