20190930
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: グリップから始めるスイング造り❶
スイングを作る時 スタンスの向きやアドレス(ポスチャア)は
万人が知っての通り、とても重要です。
形だけの真似をしても
自分のクラブの扱い方、動き方、スイングが今まで通り であれば
グリップもアドレスも数球で元に戻ります。
そのグリップである意味、そのアドレスである意味 は
そのまま自分のクラブの扱い方の表れ ですから
違和感を乗り越えて グリップやアドレスから治すか
クラブの扱いを変えて いつの間にかグリップやアドレスを治すか
は それぞれのゴルファーの選択 でしょう。
とは言え 治しましょう ではなく
グリップとはこう言うモノですよ と知っておくのも重要ですので
そのお話を…。
❶左手、㊧グリップ
右打ちの人の話ですが、
左グリップは クラブと自分をつなぐ 最大の接点です。
その「つなぐ」というところが一番のポイントで
その「つながり」がラウンド中、変化してしまうのは困ります。
グリップが変われば 必然的にアドレスにも影響が出ますから
ラウンド中 出来るだけ 変わらない
クラブと自分との「つながり」が大切です。
多くの人、今やほとんどの人 と言って良いかもしれない人
にとって 左グリップはスイングの支点
クラブを回転させるための軸点、回転ポイントになっています。
クラブを回転させるための支点 が左グリップであると
当然 スイング中、クラブと自分の関係は常時動いています。
これは問題があります。
ご存知の通り ゴルフクラブは長い棒の先のヘッドという鉄の塊
『重さが先端についています』から
スイングすれば その重さは 長さ×速度 の積算で重くなります。
となると 左グリップは悪霊次第、いやいやいや 握力次第 になります。
若くて力のある人は良いかも 知れませんが、
持久力、筋持久力…金持久力のある人もいるかもですが
耐久力は落ちやすい年齢の我々、その中でも握力は最も早く落ちてしまいます。
ラウンド中 疲労が進むと 握り具合が変わってしまっては困ります。
支点になる左手首をフリーにする為
左グリップを クラブがすっ飛ばないようにガブッと握るのはダメです。
そのグリップでは 必ずラウンド中大きく握りが変化し
それがアドレスを変えてしまい、後半のミスショットを誘発します。
左グリップはあくまでも 『自分とクラブのリンク役!』
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