土曜は久しぶりの大雪。
ただ金曜夜から咳と鼻水が出てて、風邪をひいたかな?
と思っていたが、我慢出来ずに病院へ!
なんと、インフルAにかかっていました!(。-_-。)
潜伏4日後に発症という、もうかかってないと思っていた。
あまり体温も上がらなかったし。
あ~あ、しばらく休まないといけないなぁ。
え~次のゴルフ本は、いかにも中年向きのタイトルのゴルフ本ですが、
「体が硬い人のためのゴルフスイング講座 (学研スポーツブックス)」
中井 学 (著) 学研プラス 2018年10月
<内容>
「この10年間で、一般アマチュアの平均飛距離は2ヤードしか伸びていないそうです。
道具はこれだけ進化しているのに、たったの2ヤードです。
USPGAツアープロたちの平均飛距離を見ると10年前は290ヤード超えが2人しかいなかったのが、
今では290ヤードは飛距離部門で90位前後です。
プロたちは道具の恩恵をこれだけ受けているのに、
一般のアマチュアは道具の恩恵を受けることがまったくできていないのがわかります。
その最大の理由が、「体が硬いこと」です。
体が硬い人は柔軟性のある人と比べると関節の稼働が小さく、筋繊維の収縮も劣ります。
体の深い捻転が作りにくく、スイングスピードも上がりにくいといえます。
でも、体が硬いからダメなわけではありません。
体が硬いなら、硬さを補うための工夫を取り入れたスイングを身につければいいのです。
「体が回りにくくなった」「飛距離が落ちてきた」と思ったら、
今の自分の体にマッチしたスイングをマスターするための練習を始めましょう。
体の使い方をちょっと研究してみるだけで飛距離を維持できますし、
以前よりも飛ばせるようになることも可能です。
体が硬いと自覚する人たちが、本書を通じて「これなら体を気持ちよく回せる」
「クラブがスムーズに振り切れる」と実感していただければ、この上ない喜びです。」
(「はじめに」より)
<出版社からのコメント>
「肩が回らない」「腰が回らない」「足首が硬い」……。
アマチュアゴルファーの多くの人が抱えている、「体が硬い」という悩み。
日常生活にない動きを多く伴うゴルフにおいて、
実際に体が硬いために、巷でレッスンされている内容を実践できないゴルファーが多くいます。
そこで体の硬さを補う考え、方法を身につけてもらうのが本書の狙いです。
「上体が硬いのか」「お腹周りが硬いのか」「下半身が硬いのか」「体全体が硬いのか」。
まずは自分の硬さのタイプを知っていただき、それぞれのタイプに合った対策をレッスンします。
自分の体にマッチしたスイングを手に入れましょう。」
<著者/中井学(なかい・がく)>
「1972年(昭和47 年)大阪府生まれ。14 歳からゴルフを始め、高校3年時に日本ジュニア出場。
その後アメリカに留学。シトラスコミュニティカレッジ(カリフォルニア州)では大学選抜として活躍。
永住権を得られず、アメリカでのプロ転向を断念し1997年帰国。
2003年よりプロコーチ活動開始。これまでに数多くの選手の初優勝、初シード入りに貢献する。
ツアーに帯同する傍ら、2009年より本拠地を東京に移しレッスンを展開。プロ、アマ問わず、
多くの悩めるゴルファーの駆け込み寺となっている。UUUM 所属。近況等はツイッターアカウント@nakaigaku」
え~今までワシが読んだ中井さんのゴルフ本は以下の通りですが、
内容は、シニアのアベレージがメインターゲットなんで、知ってることも多くて評価は高くない。
ただ、90切りに悩んでるなら読んでも構わんし、目から鱗もあるかも知れないのは否定しませんが。
2015.07「ゴルフ シングルになれるのはどっち?」
2014.06「なぜプロはラウンド後に、アマはラウンド前に練習するのか?」
2011.05『ゴルフ「無駄な知識」を捨てる技術』
2011.11「ゴルフ パットシングルになる!」
だから、ワシは中井さんの本は今更読む気もなかったが、
今回の本は「体が硬い人のためのゴルフスイング講座」ということで、
いかにも中年のオッサン向きのタイトルにまんまと釣られ(笑)、
ワシも体が硬いことを自覚していて、日々ストレッチを実践してるので、
なにか良い情報がないかと読んでみたわけですわ。
まず、中井さんはこの本で、体温を上げないままに、
関節や筋肉を引っ張る「静的ストレッチ」は、体を痛めやすいので、
腕をグルグル回すとか軽く縄跳びするなど、
体温を上げて体をほぐす「動的ストレッチ」の方が良いと述べていますが、
これは地道な努力をしないで上手くなりたいという虫の良いアベレージに迎合する言葉ですね。(笑)
オッサンは永年の食っちゃ寝生活で、慢性疲労で故障が必ず出るので、ある程度は地道な努力は必要です。
ワシも今まで様々なゴルフストレッチ関係の本を読んできて、
ゴルフに大事なことは、中でも肩甲骨と股関節が重要だと考えています。
特にワシは万年腰痛持ちに加え、8年前の両足骨折の後遺症でかなり勉強しましたね。
今は腰痛はストレッチで治まっており、下半身の強化はウォーキングでしてますが、
ただストレッチしても左足の股関節が硬いので、クルっと左足の上でターンできない悩みがあります。
え~、中井さんは、この本で体の部位を
A 首・手首・肩甲骨などの「上半身」
B 体幹であり体の重心の「お腹周り」
C 股関節と足首の「下半身」
の三つの部位にわけて解説してます。
それから、
「上体が硬い」人向け最適スイング
「お腹周りが硬い」人向け最適スイング
「下半身が硬い」人向け最適スイング
そして「体の全体が硬い」人向け最適スイングとして解説し、最後にドリルがあるという構成です。
そして、そのタイプごとにその部位の硬さのチェック法と改善法もあります。
ワシはAとCはよくわかっているので、今回は体幹であるBの腹回りを注目してみました。
胴体を丸ごと回すイメージや、胸を右に90度回し背中を目標に向ける意識で腹の稼働を補う。
プロ達は体の重心であるお腹に力を溜めてスイングする意識が強いわけで、
それでお腹の稼働量が大きい。(つまり、お腹を大きく回すには腹斜筋を積極的に使うとか)
ワシはよく言われる腹に力を入れてスイングするというのが、今一つ実感できなかったんだな。
この本には結構それについて書かれていますので、ワシには少し参考になりました。
でも、全体的にワシには平易というか退屈な内容でしたな。このシリーズは。
え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)
今回でこのゴルフ本書評コーナーも閉店ガラガラの777回まであと4回になったな。
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)