「ちびまる子ちゃん」の作家さくらももこさんがご逝去されました。
アニメは昔に娘とよく見てましたね。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
そのさくらももこさんは、実は過去に、スヌーピーのゴルフ漫画 「いいキャディはなかなかいない」と
いうゴルフ漫画の翻訳もされていましたよ。さくらさんがゴルフをしてたのかどうかは不明ですが。
え~ゴルフ漫画(ゴルフコミック)好きなワシですが、
自慢ではないですが、雑誌連載ものは基本立読み派です。(笑)
(ビンボーなんで本当に自慢じゃないですから。出版社の皆様、済みません。(。-_-。))
あとは中古本などで読んできてますが、最近は当然のことながら、
たまに電子書籍サイトの「Renta !」、「amazon Kindle」、「YAHOOブックストア」、「コミックシーモア」なんかで読んでます。
ただ、基本はお金を掛けたくないので、スマホアプリでは、
動画を見れば無料の「マンガワン」で「風の大地」を、毎日ちょっとずつ読み直しています。(現在マスターズ編)
そして「無料LINEマンガ」も一応確認してみたけど、こういうアプリは若者向きなんで無料ゴルフ漫画はないな。
それで、ここから本題に入りますが、ワシはこのブログでゴルフ漫画(コミック)史をまとめようとして、
月刊ゴルフ漫画雑誌「GOLFコミック」(秋田書店)が、年末発売の2018年2月号を最後に休刊にや、
魚乃目三太氏の「嗚呼! 花のゴルフ部[大阪工業大学体育会ゴルフ部編】」を最近書いてきた。
ただ、少しゴルフ漫画出版状況も、最近様子が変わってきているので、
今回「最近急速に電子化してる
秋田書店のゴルフ漫画と、電子版どうなん?」を書いてみることにした。
え~最近、秋田書店「GOLFコミック誌」に掲載していたゴルフ漫画がどんどん電子化されています。
例えば、最近の電子版のゴルフ漫画をとりあげると、
■「キャディ愛」 全19巻 作:沼よしのぶ
■「素振りの徳造 ベストセレクション」 全4巻 作:石井さだよし/山口都志馬
■「空に駆ける風子」 全6巻 作:那須輝一郎/千葉俊彦
■「茜ゴルフ倶楽部・男子研修生寮 雑木荘」 全12巻 作:滝井寿紀/かわさき健
■「ほっこりゴルフ屋さん」 全14巻 作:ありま猛/かわさき健
■「ジャンク―がらくたのゴルフ―」 全6巻 作:本島幸久 原案協力:金谷多一郎
■「(有)斉木ゴルフ製作所物語 プライド」 全10巻 作:那須輝一郎/千葉俊彦
■「包丁とウェッジ」 全5巻 作:石井さだよし/末田雄一郎
■「オーガシタのマスターたち」 全6巻 作:いけうち・誠一
■「高橋ヒロシの暫定球いきまっす!!」 全4巻 作:北原健世 原案:高橋ヒロシ
■「エクストラ・ホール」 全3巻 作:いけうち・誠一
■「杏プレイヤブル![序章]」 全1巻 作:本島幸久 原案協力:金谷多一郎
■「腹ぺこゴルファー石丸耕作」 全3巻 作:山口都志馬/石井さだよし
■「嗚呼!花のゴルフ部」 全2巻 作:魚乃目三太
そして、日本文芸社からも「花の高校女子ゴルフ部」 全2巻 作:かわさき健 画:金井たつおが
文庫版&電子版で再販されています。
そして、マイナーゴルフ漫画ばかり電子化している「グループ・ゼロ」では、
■「ド・ピーカン」 全4巻 作:小堀洋/堀井ひろし
■「プレッシャー」 全6巻 作:よつや文/原田久仁信
よく探したと感心するマイナー作品ばかり!(笑)
まぁ秋田書店は体力ないから、昔から単行本を出さない出版社として有名なんで、
だからリスクの少ない電子版に特化して出すのは十分理解できるし、時代も味方し後押ししている。
そして「かわさき健」作品は、
「おーい!とんぼ」の大ヒットで、今出すなら「かわさき健」作品に限るってこともわかる。
このような電子版に片寄った最近のゴルフ漫画の出版事情は時代的に仕方ないとしても、
ゴルフ漫画はオジサンが圧倒的読者なのに、スマホ・タブレットでゴルフ漫画を見るオジサンが少ないので、
必然としてゴルフ漫画電子版を読む人は少ないことになる。
そして、電子版漫画の一番の最大の問題が、
電子版なのに価格高いことなんだよな。
出版科学研究所によると、2017年の電子コミックスの推定販売金額が紙のコミックス(単行本)を初めて上回ったらしい。
紙のコミックスが前年比14.4%減の1666億円と大きく落ち込んだのに対し、電子コミックスは同17.2%増の1711億円と成長したという。
ただ出版社に言わせると、電子の方が原価が高いと言ってるけど、そんなはずはない気がする。
普通の紙の本は、紙、DTP、印刷、製本、在庫、配送、取次店、書店と流通コストがかかるわけで、
いわばこの業界は永年の運命共同体でもある。
その仕組みを守るには、電子版の料金を高めに設定せざるをえないわけがあると思う。
普通は紙の本は最低何千部かの印刷ロットが必要な上に、売れなきゃお金にならんけど、DTP費用っても最初からデジタルにしてるわけだから、電子版はそこまで初期投資がかからないんで、だから、リスクが少なくできる。体力のない秋田書店にはピッタリです。(笑)
でも電子版を安くすると、紙の本がますます売れなくなり、永年の運命共同体である業界の寿命をますます縮めるわけだ。
また書店や電子取次ぎのコストが30%、著者の印税も10%とするなら、価格が下がって喜ぶ関係者は誰一人いない。
紙の本の売れ行きに影響のない程度に、電子版を高く設定せざるえない現状を経て、これからはどの出版社も難しい時代になるな。段々電子版に移行していくが、未だに日本人は本を手にして本棚に何巻も並べたい趣向もあり、また若者はお金にはシビアだもんな。
そして、紙の本が売れないのは、図書館がせいだ!という業界の方もおられましたね。
確かに、お金にシビアになってるから図書館で借りる人は多いと思う。(ワシを含めて、笑)
ただ、困ったのは、
ワシがこのブログでまとめつつある「日本のゴルフ漫画(コミック)史」は、この電子版の流れをどう考えていくか?
今まで単行本の出たゴルフ漫画を
時系列的にまとめてきたが、
この電子版の急速な流れをどう整理すべきか?
まぁこう書きながらも、実はそんなに真面目に考えてないしね、わからんわ。(笑)
それ以前に、このブログは来春には寿命を迎える予定なので、どうでもいいか?
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)