20180726

ゴルフも人生も no plan (;´Д`) : 「脳をだまして今より120%飛ばすゴルフ新理論」

最近、弱気ですが、なんだか気力がなくなってきている。
年齢なのか?暑さなのか?面倒な仕事が多いためか? 

そのため、体重がダイエット出来たことは良いのだが、
最近、なんとストレスでここ5年くらい禁煙していたタバコも吸い始めた。。。。(アホ)




え~次のゴルフ本は、発刊して3ヶ月のゴルフストレッチ本です。新刊の書評には気を遣いますね。(汗)

ワシの書評は新刊をネタバレさせて、さらに高評価にしないから、出版社から目をつけられてる気配有。
でもワシに言わせれば、読んだ本を全部良本として評価する行為こそ、自分にウソをつくことになりますから。

まぁ、どちらにせよ、レッスン本やゴルフスイング本などは、
読む人のレベルによって評価は変わってくるのが当然なんです。あくまで個人感想ですから。

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「脳をだまして今より120%飛ばすゴルフ新理論」
高橋夏樹/松本裕之 (著)  東邦出版  2018年4月


<内容>
「10秒間、ダラ~ンとさせるだけ!
脳に直接訴えかける『脳科学ストレッチ』なら、痛みを伴うことなく、今以上の柔軟性が手に入る。
その脳科学ストレッチを、ゴルフの動きに適した形に、落とし込んだ方法を紹介するのが本書。

身体能力を極限まで引き出す効果があるため、リズミカルかつパワフルなスイングが可能に!
スイングにおけるエラーがなくなり、ミスショットは激減。
左右にブレないまっすぐなボールが打て、飛距離は大幅アップ!

脳科学を用いてゴルフのレベルアップを図る、まったく新しいゴルフ指南書。 」

<目次>
第1章 脳科学ストレッチってなに?/
第2章 脳科学ストレッチで飛距離がグ~ンと伸びるワケ/
第3章 柔軟性を高めて身体本来の能力を引き出す/
第4章 エラーをなくして飛距離を取り戻す!/
第5章 身体全体の筋肉を使ってもっと遠くに飛ばす!/
第6章 セルフメンタルコントロールでスコアアップを目指す!

<著者略歴>
●高橋夏樹
「B3ストレッチサロンオーナー。脳科学ストレッチ考案者。1981年生まれ。神奈川県出身。トレーナーの専門学校在学中に、シアトルのパーソナルトレーナー研修でトレーニング・ストレッチの基礎を学ぶ。卒業後、都内高級フィットネスクラブに3年間勤務したのち、フリーのパーソナルトレーナーとして独立。文京区茗荷谷に『B3ストレッチサロン』を開業。全国ストレッチ専門店ポータルサイトでは、全国ストレッチ人気専門店ランキングにて何度も1位を獲得。」
●松本裕之
「M‐STYLE GOLFING ACADEMYヘッドプロコーチ。1965年生まれ。東京都出身。約15年間にわたり学生や学童向けの野球のコーチに従事。IT業界に在籍していたサラリーマン時代は海外出張が多く、その際に知り得た「欧米式ゴルフ」と「日本式ゴルフ」のティーチングメソッドの大きな違いを知る。それがきっかけで「欧米式ゴルフ」のティーチングメソッドとコーチングメソッドと共に、身体に関する運動生理学とクラブに関する物理学を習得」




え~ワシはゴルフストレッチの本はかなり読んでるので、なかなかうるさいですよ。(笑)

スイング改造の練習するより、ストレッチするほうがオジサンには効果的という考え方なんで、
4スタンス理論も当然で、また以下の石渡俊彦さんの本だけで4冊、そして下の5冊。もっとあるかもわからんが読んでます。

「石渡俊彦のゴルフコンディショニング」
「ボールを打たずに上手くなる!―レッスンだけでは上達しない! 」
「40歳からの肉体改造ストレッチ―ゴルフ上達から膝の痛み解消まで」
「本番力が強くなる石渡ドリルで自己スコア更新!」

■青木功・比佐仁さんの『青木功「体」の奥義―「プロ生活50年、72歳まだまだ現役」を可能にした考え方とエクササイズ』
■白木仁さんの「飛んで曲がらないカラダをつくるゴルフストレッチ (1日1回で10ヤードはのびる! !)」  
■山本正彦さんの「理学療法士が教えるゴルフスパイラルメソッド」
■菅原 賢さんの「ゴルフボディの作り方―ゴルフ肉体改造バイブル スイングが変わる!飛距離が伸びる! 」
■有吉与志恵・濱田 塁さんの「スイングが劇的に変わる! コアトレゴルフ」

つまり、ゴルフに関するストレッチの本はかなり読んだという耳年増でもあり、うるさ型です。(笑)

で、この本のウリが、「脳をだます」と言うワードと、
脳科学ストレッチの専門家とプロゴルフコーチという二人の専門家がタッグを組んでゴルフの新しい理論を作ったという点です。


この聞きなれない「脳科学ストレッチ」とは、今までのストレッチでは「痛い」と情報が脳に伝わり、筋肉が無意識のうちに防衛反応を起こし続けられなかったが、「脳科学ストレッチ」では、やわらかいものをイメージしながらゆっくり動かすので、脳に「ストレッチ=痛くない、気持ちいい」というイメージを与え、ストレッチしても筋肉は緩んだままで、いい意味で「脳をだます」ことでストレッチを飽きずに続けれるというストレッチのこと。

まず脳科学ストレッチの3のメリットとして、
①簡単にできる ②痛みがない ③即効性がある

そしてゴルフにおける脳科学ストレッチの4つの効果として、
①正しい動作を体得。理想的なスイングに。
②長時間歩行による脚の張りを最小限に防げる
③打ち急ぎがなくなり、間を取れるようになる
④筋肉の伸縮が大きくなり最大限のパワーを発揮    との前段での概略説明。


これを読むと、難しそうな「脳科学ストレッチ」と言っても、非常に簡単でわかりやすい。
うがった見方をすると、それが科学?っていう気もするが。(笑)

この本によると、ゴルフ飛距離アップのポイントは首、肩、肩甲骨、腰、股関節であり、、
イラストで首、肩、肩甲骨、腕、腰、お尻、股関節、ふくらはぎのウォーミングアップのやりかたを説明してます。

ただ、ワシの場合は、全部やってると時間がかかるので、肩甲骨と股関節に特化してストレッチしてますね。

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そして第4章・第5章からは具体的なゴルフのショットエラー別に、そのために必要なストレッチ及びドリル紹介。

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この本には、女性2人、男性1人の中年男女の体験記もあったりして、読者ターゲットは中年男女かな?

そして最終6章は、ゴルフはメンタルのスポーツなんで、セルフメンタルコントロールでスコアアップを目指す章で、お悩みがあってその回答なんですが、ここで初めてこの本のイラストレーターが、独特のタッチのあのA子さんだと気がついたな。(笑)

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まぁ、ワシは中高年はスイング云々より、体のメンテナンスであるストレッチが重要と信じるストレッチ党員です。(笑)

中高年は今まで何十年とやってきて、今更スイング改造より、色々出てくる身体の不調の対策が重要。
ワシは万年腰痛、そして8年前両脚骨折など体の不調を、今までに本を読んで実践してかなり改善させてきたたわけです。

だからこそ思うのは、男女中高年で、自分が納得して実感できて継続できるストレッチを考えることが大切です。
そこで、この本で目からウロコの方もいるかもしれないし、とりあえず色々読んで勉強しての実践です。

それから調べてみたら、タイトルの「脳をだまして・・・」というワードは最近流行のワードだったな。
その流れに乗ったタイトルか?そういうのが多いね最近。「9割の○○が知らない・・・」だとか。

ただ一つだけ文句を言うと、発売後3ヶ月経っても、アマソンにこの本のレビューが一つもない。
普通は出版社や作者関係者などが、たとえサクラでも書くのだが少し怠慢ですな。(汗)

え~ワシのこのゴルフ本の評価は★★ですな。(ダメは★、まあまあ★★、良かったら★★★)

from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)