今月は仕事が忙しくて、現在のところ、4~5日・11~12日・19日と毎週末が休日出勤です。
その多忙な中で8日に今年最後(予定)の業務ゴルフコンペです。(プレー後は会社で仕事します)
休みはたぶん15か16日ごろまで取れない予定ですが、それまでオッサンの身体が持つかどうか?が心配ですわ。(笑)
え~次のゴルフ漫画は、不覚にも、その存在を知らなくて、ネットで見つけたときに、
その存在や有名作家お二人の隠れた作品と言う事実に少し興奮したゴルフコミック(漫画)作品です。(笑)
「一発百万申し受け候」
原作/高橋三千綱、画/永井豪 双葉社 アクションコミックス 全1巻 1995年2月
<内容>
「井上清はプロゴルファーになるために武者修行にでた。ゴルフで稼ぐため女子プロ相手に女装で勝負する。その名も百万円(まどか)。一発百万円で、勝負のお礼にはアフターゴルフでカップイ~ン!」
え~ゴルフ漫画(コミック)はほとんど読んだなと自負していたら、25年前の未読のゴルフ漫画を見つけました。
慢心してはダメっていう警告として受け取り、今後も謙虚にゴルフ漫画道をまい進します。ハイ。
このゴルフ漫画は 「Mr. ゴルフ」(双葉社)1991年8月~1992年3月号に連載後に1995年単行本になってます。
え~ワシは今まで高橋三千綱さんのゴルフ小説&エッセイ以外に、ゴルフ漫画原作本として、
「Drタイフーン」画:かざま鋭二
「我が人生にゴルフあり」画:幡地英明
「オン・ザ・ティ」画:本宮ひろ志
「プロゴルファー」・「新プロゴルファー」画:内山まもる
「BJボビィになりたかった男」画:堀井ひろし
「フェアウェイに見る夢」画:里見 桂
「光る風」画:高橋功一郎 などを読んでます。(リンク先に全部書評書いてます)
高橋さんの原作の特徴として、主人公は真面目で少し笑いもあるのですが、「心優しき素浪人」タイプが多い。
しかし、この漫画は永井豪さんらしくドタバタHシーンで終わるので、
原作の高橋三千綱さんには意に沿わない連載だったらしいね。
まぁ永井豪さんがゴルフ漫画を描くのは珍しくて、たぶん、この「お色気ゴルフ漫画」は出版社側からの依頼らしく珍ゴルフ漫画となっています。(笑) 結構これはマニアックな作品ですよ。
永井豪さんといえば「週刊少年ジャンプ」(1968年11号から1972年41号)にて「ハレンチ学園」を連載し一世を風靡し、
そして、そのゴルフ版を週刊パーゴルフ別冊「コミックビックゴルフ」(2003~04年)に連載したのが、
2作目のゴルフ漫画で、2005年に単行本になった「ハレンチゴルファー十べえ」 ←ワシの感想
これは永井豪が盟友石川賢のゴルフコミック「超護流符伝ハルカ」とともに「コミックビックゴルフ」に連載していた看板漫画です。
この「一発百万申し受け候」 は、まぁ内容的に雑誌テコ入れ用にゴルフ賭け勝負+お色気という軽い路線の漫画なんで、少しお笑いを入れながら、軽~くそれなりの賭けゴルフを描いて、最後は男に戻って長尺ドライバーの息子をハメハメしてカップインという、なんじゃこれの展開です。(笑)
女子プロや外人やヤクザなどを相手に8話あり、最後はアメリカでプロゴルファーに挑戦で終わりです。
惜しい作者の組み合わせですが、少しゴルファー民度というかゴルフ成熟度が低い作品です。たぶん打切りかな?
まぁとりたてて面白くもなく、少しでも読まれるように永井豪のキャラを全面に立てた漫画だな。
だから高橋さんらしい展開もなく、その辺が高橋さんがイヤイヤ書いてたのだろうと推察される理由です。
まぁ、「ワシはゴルフ漫画(コミック)は全部知ってまっせ!」という驕る平家は久しからず、
慢心してはダメという教訓をもらったので、今後も真摯にゴルフコミック(漫画)道を邁進する所存です。(笑)
それにしても、タイトルの「一発百万申し受け候」は高橋さんおなじみの侍を連想させるし、
また表紙の主人公が持ってる「PRGR プロギア SD DATA ドライバー」も時代を感じさせますな。(笑)
from ゴルフも人生も no plan (;´Д`)