20150129

もっちゃんのゴルフ(ギア)の真髄 : アイアン分析④ 複合構造

今回、パーゴルフでの連載




「適度な深さのクラブ知識ギアマニ予備校 」に関して




各ヘッドのスペックの平均値が必要で、


アイアンの分析を行ないました。





元々、私のフィッティング自体は


受けるプレーヤーの使用履歴から、スペックを判断するので


市場の平均値はあまり必要でないのと、


特にアイアンに関しては、


9割が軟鉄要望の方が多いため、


あえてアイアン全体の分析は行なってきませんでした。





ある意味、今回の連載がきっかけで、良い勉強になりました。





分析対象は20132014年の発売モデルが中心で、


複合構造39 モデルを分析しました。








全体と比較(平均値)したのが下記の一覧



































構造



F.P.



重心距離



重心角



実重心高



実重心深



SPIN



複合構造



2.1



38.4



13.0



17.6



10.4



-176.8



IRON全体



2.7



37.3



11.4



17.0



9.1



-215.7






操作性が大きく違い、




重心距離が約1mm長い




最大42.2mm 最短34.2mm




メインは2パターンあり




40mm以上が10モデル




37mm台が11モデル




38mm台~39mm未満が9モデル




36mm台以下9モデル





重心角複合のため1.6度大きい




最大16.1度 最小8.6




13度前後に平均している





重心深度も深い





重心高さは、やや高め




F.P.2.1と小さめ


いわゆるグースの強いアイアンが多いと言うことです。





スペック以上に構造の違いがあり




SUS本体+高強度マレージングSUSがメインで28モデル(72%)




SUS本体+Tiフェイス 5モデル ※XXIOなど




軟鉄本体+高強度マレージングSUS 6モデル





まとめ


複合構造のメリットが、性能設計的には顕著にでている




重心距離は幅広く


重心角は大きく、重心は深いのが特徴





注すべきところは


素材別の構造を、十分認識した上で、購入することです。



飛ばすなら、SUS本体+マレージングフェイス



安定なら、SUS本体+Tiフェイス



一番不思議な


軟鉄本体+フェイス材がマレージング


軟鉄イメージで、でも飛ばす素材をフェイスに使用





次回、まとめ






13本のマッチング診断は下記から


WEB版 13 本のマッチング診断 受付 開始のお知らせ


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