20150130

パット上達ブログ: ショートパットについて3

「ショートパットについて2」の後にB・ジョーンズは次のように続けます。



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ショートパットの最も難しい点は、ボールとホールとの距離が非常に短いので、グリーンの遅速をよく勘案して、デリケートなタッチで柔らかくストロークしなければならないことである。



しっかりとした、また同時にやわらかいストロークを行うためには、我々が常い言う「タッチ」を最高度に発揮しなければならない。



デリケートなタッチを持ち合わせていないパッターに対しては、ボールを多少強く打ってホールの背後に当ててカップインさせる方法が残されている。



グリーンが速い場合、これは最良の方法だと私は思う。



私は、中あるいは長い距離のパットには楽な掃くようなスイングが良いと思うが、短いパットにはこの方法は不適当ではなかろうか。



掃くようなスイングは大抵デリケートなものであり、目的はボールをカップに入れるよりもむしろ方向を正確にとらえてカップの近くまでボールを寄せることだと思う。



だから、ショートパットの最も良い方法として私は次の方法をすすめる。



クラブを短く握り、ヘッドを出来るだけボールの近くにもってゆく。またグリップも幾分強めに握り、しっかりした左の手首でボールを打つ。



ショートパットを入れる最初の条件は、パターのブレードをラインからそらさないことである。



ショートパットをすべて決めることが、いかにスコアメーキングに重要であるかは論を待たない。



私はトーナメントでショートパットをほんの数回ミスしたために優勝を逃した苦い経験を幾度も持っている。

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D・ストックトンは、パットは(すべての場合に)打つのではなく刷毛でペンキを塗るように転がせ、と指導されています。→「D・ストックトンの指導4」



短いパットはラインを消して強めに上手く入れる方がおられますが、短く握ったり手首を(普段より)強めにするというB・ジョーンズの方法は効果は高いのでしょうが、慣れるまでに多くの練習が必要のように感じました。



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