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プロ猿ファーゴル: 【Ben Hogan】 Ft. Worth 15 irons ベンホーガン、発祥の地フォートワースの名を冠したモデルで復活

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【Ben Hogan】 Ft. Worth 15 irons ベンホーガン、発祥の地フォートワースの名を冠したモデルで復活です。

キャロウェイ社に買収されてから暫く表舞台から離れていた老舗ブランド「ベンホーガン」ですが、本年度からクラブ製品がカムバックいたしました。オールドファンにとっては嬉しい限りですね。その復活を飾るアイアンが「Ft. Worth 15 irons」、ベンホーガン社を立ち上げの地「フォートワース」を名に冠したところに意気込みを感じます。そして何といってもマッスルバック!キャビティバックでしたらがっかりしていましたが、過去のモデルを踏襲したベンホーガン・マッスルバックには安心しました。当該製品の特徴は、リーティングエッジのバンスを増やしソールの中央部をフラットにしたVソール設計とのこと。また、周辺受領配分設計により、より打ち易いクラブに仕上がっているようです。さらに、このクラブ最大の特徴は、ロフトが20°~47°の間で1°刻みになっており、クラブの種類が28もある驚きのラインナップです。当然、ソール部には番手表示がなくロフト数値が刻印されています。他メーカーと一線を引いた、コアな客層をターゲット大胆な戦略ですね。


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今回の「Ft. Worth 15 irons」ですが、デザイン的に「94’ Apex FORGED」に形状が似ていますね。当時は契約プロの使用数も多かったと記憶しています。同クラブは92’全米オープンの栄冠を手にしたT・カイト選手モデルも販売されました、それにしても懐かしいですね。

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上写真は私も過去にベンホーガンのアイアンを所有していたもので、1988年に販売された「88’ Apex」です。ちょうど「94’ Apex FORGED」の前モデルになり、トップブレードが厚めの打ち易いプロモデルです。飽きのこないシンプルなデザインが秀逸です。手放さずに手元に置いておけばと思う程、良い顔をしてます。



hogan 話を「Ft. Worth 15 irons」戻しします。過去のベンホーガン社クラブにはオリジナルのApexシャフトが挿さっておりました。今回のモデルはApexシャフトではなく、KBS社の「KBS' Tour V」「Tour 90」スティールシャフトと、USTマミヤ社の「Recoil」グラファイトシャフトが用意されています。オリジナルグリップのカラーリングは往年のホーガンカラーを髣髴させるブルー×レッドが鮮やかなデザインです。

復活したベンホーガン、今後も注目ですね。

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