世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」が、中国のシャーシャン・インターナショナルGCで開催され、通算11アンダーでフィニッシュしたティム・クラーク(南アフリカ)とバッバ・ワトソン(米国)がプレーオフに突入。18番パー5で行われた1ホール目でワトソンがバーディを奪取し、ツアー通算7勝目、初のWGCタイトルを手にした。そして1打差3位タイには日本から出場した岩田寛とリッキー・ファウラー(米国)、グレアム・マクドウェル(北アイルランド)が入った。
「WGC - HSBCチャンピオンズ」成績
まずは、日本から出場し、大健闘で3位タイに入った岩田。日本では今年9月「フジサンケイクラシック」で苦節11年目で悲願のツアー初優勝を果たしたが、今大会は首位と1打差2位で「全米オープン」覇者のグレーム・マクドウェル(北アイルランド)、マーティン・カイマー(ドイツ)と最終日最終組でラウンド。前半はバーディパットをことごとく外し、2ボギーでスコアを2つ落としたが、11番で最初のバーディーを奪うと13番14番連続バーディーで再び首位争いに浮上。15番でティショットを右に曲げてアンプレヤブルとしながら、ラフからの4打目のアプローチをピンそば1.5mにつけてナイスボギーで切り抜け、17番も4mのパーパットを入れた。そして最終18番では3.5mのバーディパットを狙ったが、惜しくもカップの脇をすり抜け、プレーオフに1ストローク届かず、3位タイに終わった。しかし、よく粘った。最後は惜しかったが、ポーカーフェイスで国内ツアー初優勝のときも嬉しそうな表情を見せなかった岩田だが、今回は珍しく涙を必死にこらえ「悔しい!」を口にしていた。
そして優勝したバッバ・ワトソンは、凄い。首位と2打差3位スタートの最終日だったが、前半は5バーディ2ボギーとスコアを伸ばし、13番ボギー、14番バーディとして、15番が終わって、通算12アンダーとし単独首位で16番を迎えた。すると第2打を大きくショートさせてボギー。続く17番ではバンカーからの脱出に2打を要し痛恨のダブルボギーで、岩田寛ら5人が並んだトップ集団に、1打ビハインドという状況に。そして最終18番ロングでも第2打をグリーン左のバンカーに打ち込み、脱落かと思いきや、そのバンカーショットをカップに放り込み、会心のイーグルを奪って、プレーオフへ。そして、ティム・クラーク(南アフリカ)とのプレーオフでは1ホール目でバーディを奪い、優勝を手繰り寄せた。
ワトソンは、このまま中国から日本に渡り、今週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」にスポット参戦する。停滞する日本男子ツアーを、今大会のような演出(?)で、是非盛り上げてほしい!!
ちなみに、松山英樹はこの日3つスコアを落としトータル3オーバー41位タイで終わった。
from ゴルフ大好きおやじの「GOLF DIARY」
「WGC - HSBCチャンピオンズ」成績
まずは、日本から出場し、大健闘で3位タイに入った岩田。日本では今年9月「フジサンケイクラシック」で苦節11年目で悲願のツアー初優勝を果たしたが、今大会は首位と1打差2位で「全米オープン」覇者のグレーム・マクドウェル(北アイルランド)、マーティン・カイマー(ドイツ)と最終日最終組でラウンド。前半はバーディパットをことごとく外し、2ボギーでスコアを2つ落としたが、11番で最初のバーディーを奪うと13番14番連続バーディーで再び首位争いに浮上。15番でティショットを右に曲げてアンプレヤブルとしながら、ラフからの4打目のアプローチをピンそば1.5mにつけてナイスボギーで切り抜け、17番も4mのパーパットを入れた。そして最終18番では3.5mのバーディパットを狙ったが、惜しくもカップの脇をすり抜け、プレーオフに1ストローク届かず、3位タイに終わった。しかし、よく粘った。最後は惜しかったが、ポーカーフェイスで国内ツアー初優勝のときも嬉しそうな表情を見せなかった岩田だが、今回は珍しく涙を必死にこらえ「悔しい!」を口にしていた。
そして優勝したバッバ・ワトソンは、凄い。首位と2打差3位スタートの最終日だったが、前半は5バーディ2ボギーとスコアを伸ばし、13番ボギー、14番バーディとして、15番が終わって、通算12アンダーとし単独首位で16番を迎えた。すると第2打を大きくショートさせてボギー。続く17番ではバンカーからの脱出に2打を要し痛恨のダブルボギーで、岩田寛ら5人が並んだトップ集団に、1打ビハインドという状況に。そして最終18番ロングでも第2打をグリーン左のバンカーに打ち込み、脱落かと思いきや、そのバンカーショットをカップに放り込み、会心のイーグルを奪って、プレーオフへ。そして、ティム・クラーク(南アフリカ)とのプレーオフでは1ホール目でバーディを奪い、優勝を手繰り寄せた。
ワトソンは、このまま中国から日本に渡り、今週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」にスポット参戦する。停滞する日本男子ツアーを、今大会のような演出(?)で、是非盛り上げてほしい!!
ちなみに、松山英樹はこの日3つスコアを落としトータル3オーバー41位タイで終わった。
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